21歳の伯桜鵬 全勝の大の里に敗れる「気付いたら転がっていた」「強くなりたい」前日は初めての結び

2025年5月22日(木)20時41分 スポーツニッポン

 ◇大相撲夏場所12日目(2025年5月22日 東京・両国国技館)

 幕内・伯桜鵬(21=伊勢ケ浜部屋)が、初の綱獲りの大関・大の里(24=二所ノ関部屋)に、はたき込みで敗れた。

 「思い切り踏み込んでいった」と鋭い立ち合いから攻め込むも、はたき込まれた。「気付いたら転がっていた。スピード感や相撲勘が通用しなかった」。動画などで対策していたというが、「あの大きさで素早い。それに食らった感じですね」と振り返った。取組後には照ノ富士親方(元横綱)から「立ち合いが良くなっている」などと声をかけられたという。

 前日には初めての結びの一番で横綱・豊昇龍(26=立浪部屋)に腰砕けで敗れた。「良い経験ができた」。この日は全勝の大の里と対戦し、「絶対勝つと思って土俵に上がっているし、勝てると思っている。強くなりたい」と静かに闘志を燃やした。

スポーツニッポン

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