安青錦 三役戦3連敗 「すごくいい経験」 13日目、4場所連続2ケタへ今度こそ王手
2025年5月22日(木)19時42分 スポーツニッポン
◇大相撲夏場所12日目(2025年5月22日 両国国技館)
東前頭9枚目の安青錦(21=安治川部屋)が東関脇の大栄翔(31=追手風部屋)に突き出され、4敗に後退した。
2日目から8連勝とウクライナ出身、入門から1年半の新鋭が気を吐いたが10日目から一転3連敗。10日目は西小結・若隆景に肩すかし、11日目は西大関・琴桜に小手投げと三役との対戦が続き、壁に跳ね返されている。
取組後、「強かった」と語った後、立ち合いでの突き合いから「タイミングがあったら中に入ろうと思ったが圧力が強かった。それでも、先場所よりはちょっと相撲が取れた」。新入幕だった春場所は13日目にはたき込まれて相手にならなかった。「稽古がまだ足りない。すごくいい経験。勝てるように頑張りたい」と出直しを誓った。
13日目は伯桜鵬戦。先場所、はたき込みで勝った21歳対決を制し、新十両の昨年九州場所からの4場所連続2ケタ勝利へ今度こそ王手をかける。