巨人勝ち越し劇の口火は今季支配下勝ち取った21歳から!巨人・笹原操希、代打でプロ2安打目

2025年5月23日(金)5時45分 スポーツ報知

延長11回無死、遊撃内野安打を放つ代打・笹原操希(カメラ・竜田 卓)

◆JERA セ・リーグ 阪神2ー3巨人=延長11回=(22日・甲子園)

 笹原が勝ち越し劇の口火を切った。延長11回無死、浅野の代打で登場。2球で追い込まれたが、そこから粘り、カウント1—2からの5球目、ネルソンが投じた140キロチェンジアップを引っ張り、遊撃への内野安打で出塁。門脇の右越えの適時三塁打で生還し、決勝のホームを踏んだ。「何とか1軍に食らいついて結果を残したいと思っていた」と胸を張った。

 飢えていた。高卒4年目の今季、支配下昇格を勝ち取った21歳は13日に1軍再昇格してから1試合の出場にとどまり、1打数無安打。「チャンスが少ないのは分かっていた」。出場機会が多くない状況でも心技体で準備を怠らなかった。15日の広島戦(マツダ)以来、1週間ぶりの打席でHランプをともして、勝利に貢献。プロ2安打目を刻み「自分にとっても大きいです」とうなずいた。執念の一打を弾みにして、生存競争を勝ち抜いていく。

スポーツ報知

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