青学大 リーグ史上4度目の5連覇へ王手 エース中西が今季3度目の「1―0」完封「圧倒して優勝したい」
2025年5月23日(金)5時0分 スポーツニッポン
◇東都大学野球 青学大1−0国学院大(2025年5月22日 神宮)
勝ち点4で首位の青学大が国学院大に1—0で先勝した。きょう23日の2回戦で勝つか、勝ち点3で2位の亜大が敗れれば、リーグ史上4度目の5連覇が決まる。エース中西聖輝投手(4年)が3安打で完封し、6勝目を挙げた。日大は亜大に4—3、東洋大は中大に7—5で先勝した。
青学大はエースでリーグ5連覇に王手をかけた。今秋ドラフト候補に挙がる中西は、今季最多の138球を投げ、3安打7奪三振で今季3度目の「1—0」完封。いずれもリーグトップの6勝、防御率1・41とし「一球ずつ丁寧に投げることが結果につながっている。もうちょっと点取ってほしいですけど…」と笑いを誘った。
1点リードの6回。連打を浴び、無死二、三塁のピンチを迎えると「こんなところで点を取られてたまるか」とギアチェンジ。連続三振を奪うと、4番・渡辺をこの日最速タイとなる150キロの直球で左飛に仕留めた。
リーグ史上4度目の5連覇に王手。完全優勝での達成に向け「気を緩めることなく、圧倒して優勝したい」と引き締めた。 (小林 伊織)