C大阪 指揮官の戦術変更&交代策がピタリ!「こういう試合は、先に得点を取ったチームが勝つ」

2025年5月24日(土)20時5分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第18節 C大阪2—0福岡(2025年5月24日 ヨドコウ)

 C大阪は終盤の2得点で福岡に勝利。リーグ2試合ぶりの勝ち点3を手にした。呼び込んだのはアーサー・パパス監督の大胆な戦術変更と交代策だった。

 スコアレスだった前半は互いに主導権を握れず、膠着(こうちゃく)状態。「難しいゲームだった」と指揮官が振り返ったように両チームとも決定機をつくれなかった。しかしハーフタイムで3バックから4バックへ変更。1対1の局面が多発した戦況を見極めた上で「ビルドアップを明確にして、どう前進するかを修正した」と意図を明かす。

 この判断が的中。後半は左右の幅を使ってボールを運び、流れを引き寄せた。さらに決定打となったのが、交代選手の投入だ。決勝点を挙げたMF柴山昌也もスルーパスを出したMF中島元彦も途中出場。後半開始から出場してダメ押しアシストをしたMF阪田澪哉を含めて「私は最初の11人を決めるが最後の11人は違う。こういう試合は、先に得点を取ったチームが勝つと思っていた」(パパス監督)とチーム全体で戦ったことを誇った。

 川崎F戦では勝ち切れなかったが、今回はしっかりモノにした。柔軟な采配とチーム全体の成長が光った90分間だった。

スポーツニッポン

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