日本代表、アンチェロッティ監督就任予定のブラジル代表とマッチメイクか

　サッカー日本代表「森保ジャパン」は、すでにFIFAワールドカップ北中米大会（北中米W杯）への出場が決定。9月以降の国際親善試合でアルゼンチン代表等FIFAランキング上位国との対戦が期待されるなか、ブラジル代表とマッチメイクする可能性が浮上している。

　ブラジル代表を紹介するWikipedia英語版のページでは、5月26日午後の時点で2025年の試合日程が掲載されているが、10月10日に埼玉スタジアムでウズベキスタン代表と、そして10月14日に東京スタジアム（味の素スタジアム）で日本代表と対戦予定と記載されている。

　ブラジル国内で日本代表とマッチメイクの可能性は現時点で報じられていない。しかし、北中米W杯南米予選は2025年9月に終了。くわえてW杯欧州予選が10月以降も開催されるなど、マッチメイク可能な強豪国が限定されるだけに、FIFAランキング15位である日本と再び相対するケースは十分考えられる。

　FWネイマール（サントス）ら擁するブラジル代表は、2025年4月の時点でFIFAランキング5位。W杯南米予選では、14試合を終えて首位アルゼンチンから勝ち点10差の4位と、本大会出場が微妙な状況。ブラジル『ge』の報道によると、2024/25シーズンまでレアル・マドリードを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏が新監督に就任する見込みであり、本人は25日に現地入りしたという。

　日本は過去にブラジルと13度対戦して2分11敗。2022年6月のキリンチャレンジ杯では、ブラジルがネイマールのゴールにより、1-0で勝利。日本はMF遠藤航（リバプール）、MF原口元気（浦和レッズ）、FW古橋亨梧（スタッド・レンヌ）らがスタメン出場していた。

　なお、日本は9月の国際Aマッチデーでメキシコ代表、アメリカ代表と対戦することがすでに決定。一部報道によると、10月以降にアルゼンチンをはじめ南米強豪国と対戦する可能性があるという。