「ステップが踏めた」大谷翔平 ライブBPで641日ぶり打者と対戦「自分が投手やってるのを思い出した」
2025年5月26日(月)11時5分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース1—3メッツ(2025年5月25日 ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、敵地でのメッツ戦に「1番・DH」で先発出場。相手先発・千賀滉大投手(32)からメジャー初本塁打となる18号先頭打者アーチを放つなど4打数1安打もチームは逆転負けで連敗を喫した。
この日の試合前練習では、23年9月の右肘手術後初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。打者との対戦は23年8月23日のレッズ戦以来641日ぶりで、打者5人に対し計22球を投じ、1安打1四球、2奪三振、最速は97マイル(約156.1キロ)を計測した。球宴以降の後半戦からの投手復帰へ向け、大きな一歩を踏み出した。
試合後、大谷は取材に応じ、ライブBP登板について「ステップが踏めた。内容も納得できた。次のライブBPまでにうまく調整したい」と振り返った。
球速に関しては「バッターが立てば上がるのは分かっていましたけど、あまり上げすぎないように。1回目のライブBPなので、あまりなるべく96、97(マイル)は投げないようにしましたけど、最後の方は出ていたので、良いところであり、もう少し抑えながらいけばいいのかなと思います」とした。
そして「最近あまり投げていなかったので、自分が投手をやってるっていうのを若干思い出した感じはあるんじゃないかな」と笑った。