【関西学生】立命大V残った!昨春10戦全敗から復権証明、近大負ければ19年春以来の頂点へ
2025年5月26日(月)16時42分 スポーツニッポン
◇関西学生野球春季リーグ第7節2回戦 立命大5—3同大(2025年5月26日 わかさスタジアム京都)
関西学生野球の春季リーグ第7節2回戦が26日に行われ、立命大が同大を5—3で下して勝ち点を奪った。9勝3敗2分け、勝ち点4として近大と並ぶ首位タイを守り、優勝の可能性を残して今春の日程を終了した。
来秋ドラフト候補に挙がる最速149キロ左腕の有馬伽久(3年)が3失点完投勝利を挙げた。
負ければ優勝の可能性が消滅する一戦だった。大一番を任された3年生エースは、得意球のスライダーを生かして計11奪三振を数え、被安打5に抑えた。
「先制されたけど調子はよかったので、味方が援護してくれると信じていました。この春は良かった部分もあるけど、ここ一番で勝てなかった自分の弱さも痛感しました」
昨春は大学史上初の10戦全敗に終わった。屈辱を糧に手堅い攻撃などを鍛え直し、今春は復権を印象づけた。
立命大が勝利したことで関学大の優勝の可能性が消滅し、優勝争いは首位で並ぶ近大と立命大の2大学に絞られた。
27日に行われる近大—関学大の3回戦で近大が勝てば近大の優勝し、近大が負ければ立命大の2019年春以来となる優勝が決まる。
▼立命大片山正之監督 この春の有馬は素晴らしかった。昨年に比べて失策が減り、投手中心によく守ってくれたと思います。(昨春全敗からの優勝争いに)みんな凄いですね。よく練習してくれました。