大谷翔平「1番DH」スタメン、2戦連発19号でリーグ単独トップ浮上なるか…山本由伸先発で6勝目狙う

2025年5月27日(火)3時14分 スポーツ報知

ドジャース・大谷翔平(ロイター)

◆米大リーグ ガーディアンズ—ドジャース(26日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日午前7時10分開始予定)、敵地・ガーディアンズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。先発のマウンドには、山本由伸投手(26)が上がって、6勝目を狙う。

 前日25日(同26日)の敵地・メッツ戦前には、ライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。23年9月の右肘手術後初めてで、約1年9か月ぶりに打者相手に22球を投げ、最速97マイル(約156キロ)もマークした。その後打者として試合に出場すると、先発・千賀から直球を右翼席に運んで18号先頭打者本塁打。本塁打ランキングトップに並び「甘い球をしっかり打てたので、そこはよかったかなと思う」とうなずいていた。

 ガーディアンズの先発は、ギャビン・ウィリアムズ投手(25)。23年にメジャーデビューして2年連続3勝に終わっていた右腕だが、今季は10登板で4勝2敗、防御率3・94と進化を見せている。大谷は昨年9月7日に対戦し、右翼ポール際へ特大ファウルを放ったが、遊ゴロに倒れたのが唯一の対戦。21年のドラフト1巡目(全体23位)で指名された有望株で、直球の平均が96・9マイル(約155・9キロ)という剛腕だ。

 大谷は現時点で18本塁打。両リーグを通じてもジャッジ(ヤンキース)、シュワバー(フィリーズ)と並ぶトップ。フィリーズはこの日試合がないため、今季3度目ある2試合連続弾が出れば、リーグ単独トップに浮上することが濃厚だ。直近4試合は17打数2安打で1本塁打、打率1割1分8厘とやや調子を落としているだけに再浮上のきっかけをつかみたいところだ。

 前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合を除く51試合に出場。18本塁打(リーグ1位タイ)、32打点(同16位)、61安打(同3位)、打率2割9分5厘(同8位)、OPS1・026(同2位)をマークしている。5月はすでに月間11本塁打。チームは32勝21敗で、地区2位のジャイアンツに1・0ゲーム差で首位を走っている。

 山本は前回登板の20日(同21日)本拠地・ダイヤモンドバックス戦では、6回まで無安打無失点投球を見せるなど、7回1安打無失点と快投。勝利投手にこそならなかったが、ロバーツ監督が「エース」と称賛する圧巻の投球だった。ガーディアンズ戦は初登板になるが、打率3割2分のクワン、昨季39発&41盗塁のラミレスらは警戒したいところだ。

スポーツ報知

「大谷翔平」をもっと詳しく

「大谷翔平」のニュース

「大谷翔平」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ