大谷翔平 第3打席は四球 自打球が右ふくらはぎに当たりヒヤリ「あー!」と絶叫 チーム3点目演出
2025年5月27日(火)8時21分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース—ガーディアンズ(2025年5月24日 クリーブランド)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2戦連発となる大リーグ単独トップの19号本塁打を放った。これで日本選手ではイチロー、松井秀喜に次ぐ3人目のメジャー通算600打点に到達した。第3打席は四球で出塁した。
日本選手最多はイチローの780打点、次いで松井秀喜の760打点。大谷は両者に次ぐ3位につけている。大谷の2戦連発は今季5度目となった。
大谷がプレーボール弾で敵地を驚かせた。右腕ウィリアムズの初球の96.5マイル(約155.3キロ)内角直球を強振。打球速度115マイル(約185.0キロ)、角度28度で飛び出した痛烈な打球はあっという間に右翼席に突き刺さった。飛距離は378フィート(約115.2メートル)だった。
2—0の2回2死一、三塁の第2打席は空振り三振。2—1とされて迎えた5回の先頭での打席はフルカウントから6球目の内角カットボールがワンバウンドして右ふくらはぎに当たり、「あー!」と絶叫する場面もあったが、大事には至らず。続く7球目の速球を見逃して一塁へ歩いた。1死後に3番フリーマンが四球でつなぐと、4番のT・ヘルナンデスが左越えに適時打を放ち、大谷がチーム3点目のホームを踏んだ。
25日のメッツ戦では千賀滉大との日本選手対決で初回に先頭打者弾。2階席に飛び込む特大弾でヤンキース・ジャッジ、フィリーズ・シュワバーと並んで両リーグトップの18号を放っていた。
前日の試合前には術後初のライブBPにも登板。22球を投げ、最速は97マイル(約156.1キロ)をマークするなど打者5人を相手に安打性1本、2三振を奪う内容で二刀流復活にまた一歩前進した。