巨人・阿部監督 キャベッジは「大丈夫だとは思うんだけど」 若林は「大丈夫そう」
2025年5月27日(火)21時48分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—2広島(2025年5月27日 富山)
巨人は広島に敗れ、いずれも今季初となる6連勝と貯金6を逃した。広島戦は4連敗で今季対戦成績は3勝7敗。広島に抜かれて試合前の2位から3位に後退となった。
また、「4番・右翼」で先発出場していたキャベッジが0—2で迎えた4回に2死二塁から中前適時打を放って1点差としたが、一塁ベースに到達した直後、ベンチに向かって両手の指をくるくると回し、自ら交代の合図。代走・若林が出て途中交代となった。
その若林も1—2で迎えた8回、2死一塁で入った第2打席でこの回から登板した相手5番手左腕・ハーンが1ストライクから投じた2球目、152キロ直球が左脇腹付近を直撃してもん絶。代走・笹原が出てこちらも試合途中で負傷交代となった。
相次ぐアクシデント。阿部慎之助監督(46)はキャベッジについて「どうだろうね、大丈夫だとは思うんだけど、明日の状態見てだね」とし、「足の甲かな、右でしょ」とコメント。「若林も明日次第かな。大丈夫そう。骨とかではないから」と説明していた。
巨人は主砲の岡本が6日の阪神戦(東京D)で初回の一塁守備中に打者走者と交錯して負傷交代し、左肘のじん帯損傷と診断されて長期離脱を余儀なくされ、現在は故障班でリハビリ中。キャベッジは10日のヤクルト戦(神宮)で第93代4番に就任していた。
若林はこの日はベンチスタートだったが、今季はここまで打率.275、3本塁打、12打点の成績を残している。