ド軍指揮官 2戦連続先頭弾放った大谷翔平の積極性絶賛「いつも序盤からアグレッシブに攻める打者だ」

2025年5月27日(火)11時37分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース7—2ガーディアンズ(2025年5月24日 クリーブランド)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2戦連発となる大リーグ単独トップの19号本塁打を放った。これで日本選手ではイチロー松井秀喜に次ぐ3人目のメジャー通算600打点に到達した。四球で出塁した第3、4打席はいずれも得点を記録して3得点。こちらも両リーグ単独トップを独走する57得点まで積み上げた。チームはガーディアンズに快勝し、連敗を2で止めた。

 大谷がプレーボール弾で敵地を驚かせた。右腕ウィリアムズの初球の96.5マイル(約155.3キロ)内角直球を強振。打球速度115マイル(約185.0キロ)、角度28度で飛び出した痛烈な打球はあっという間に右翼席に突き刺さった。飛距離は378フィート(約115.2メートル)だった。

 日本選手最多はイチローの780打点、次いで松井秀喜の760打点。大谷は両者に次ぐ3位につけている。大谷の2戦連発は今季5度目となった。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXで、ドジャースの球団史上チームの54試合目で19本塁打に到達するのは2位タイと投稿。1位は1951年のギル・ホッジスの20本で、2位は2019年のコディ・ベリンジャー、1955年のロイ・カンパネラに次ぐ4人目の記録となった。

 2—1とされて迎えた5回の先頭での打席は四球で出塁。4番のT・ヘルナンデスが左越えに適時打を放ち、大谷がチーム3点目のホームを踏んだ。4—1の6回2死一塁の第4打席も四球を選び、続くベッツ、フリーマンの連続適時打をおぜん立てした。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の先頭弾について言及。相手先発のウィリアムズが今季先頭打者の初球本塁打を2度許しており、大谷もそこを狙ったのかと問われると「いや、そうではない。制球の問題だ。速い速球だったが、外角に構えたのが彼のニトロゾーン(得意とするコース)に投げ込んだからホームランになった。(ウィリアムズだから狙ったというより)翔平はいつも序盤からアグレッシブに攻める打者だ」と大谷の積極性を称えた。

スポーツニッポン

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