「もうどう反応していいか」大谷翔平の一発に同僚フリーマンも歓喜！球宴で魅せた“スーパーヒーロー”のようなプレーと笑顔

大谷の球宴初アーチに同僚フリーマンも歓喜した(C)Getty Images

　ドジャースの大谷翔平が現地時間7月16日（日本時間17日）、レンジャーズの本拠地・グローブライフ・フィールドでのオールスターゲームで、ナ・リーグの「2番・指名打者」でスタメン出場し、2打数1安打3打点と活躍。3回無死一・二塁の第2打席で、球宴初本塁打となる先制3ランを放った。

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　まさに確信の一発だった。打球速度103.7マイル（約166.9キロ）、飛距離400フィート（約122メートル）、角度29度の当たりは右翼席へと消えていった。
　
　笑顔でベースを一周する大谷。一方、ベンチではドジャースで同僚のフレディ・フリーマンが右手を突き上げながら喜びを表現していた。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXにその映像を添えながら「ショウヘイ・オオタニがスーパーヒーローのようなプレーをし続けて、もうどう反応していいかわからなくなるあの感じ」と、興奮した様子でコメントしている。

　フリーマンの長男で7歳のチャーリー君は、そんな大谷の大ファンで、前日のホームランダービーでも、ふたりで仲良く触れあうシーンがあった。

　まさにチャーリー君も大喜びしそうな会心のアーチは、大谷がエンゼルス時代の2021年オールスターで勝利投手になっているため、球宴史上唯一となる勝利投手と本塁打を両方達成するという快挙となった。

　試合は大谷の先制弾のあと、すぐに同点に追いつかれ、3-3で迎えた5回にジャレン・デュランの2ランでア・リーグが勝ち越しに成功。3-5で敗れ、MVP獲得とはならなかったが、スタンドのファンを大いに湧かせる一発となった。

　大谷は前半戦が終了した時点で、94試合に出場し、リーグ2位の打率.316、リーグ1位の29本塁打、OPSは1.036をマークしている。チームは2連敗でオールスターブレイクに突入。後半戦をいい形でスタートするためにも、大谷とフリーマンの活躍は欠かせない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]