侍ジャパンは「戦い方が上手い」と球界OBが賛辞!WBC優勝に向けた”キーマン”はあの選手

現役時代は外野手として2009年にパ・リーグ首位打者に輝くなど巧打者として活躍し、2020、21年には東北楽天ゴールデンイーグルスで打撃コーチも務めた鉄平氏が、来春3月に開催されるWBCに臨む、侍ジャパンについて語った。
11月5日から10日にかけて行われた4試合の強化試合を終えた侍ジャパンについて、鉄平氏は好印象を抱いたようだ。
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「若い選手が多いなという印象でしたけど、適材適所に仕事ができる選手を上手いこと招集しているなと思いました。チームとしてのバランスはとてもいいと思いますね。WBC本番では少しメンバーは変わるとは思いますが、基本的にはこれでいくんじゃないかと」
「チームとしてキッチリとした野球をしているなというイメージで、戦い方は上手いと思いますね。特に走れる場面では果敢に盗塁を仕掛けていましたし、打撃面では進塁打を放つといういった、本当にシーズンさながらというか、チームが勝つために全員が何ができるのかということを考えて野球をやっていますね」
鉄平氏が強化試合を見て侍ジャパンで特に印象に残った選手については「周東選手の足は強力な武器になると思いますね。国際大会では彼の足はかなり有効ですよ」と、ソフトバンク・周東の名前を挙げた。
WBC本戦では、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平やサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有、シカゴ・カブスの鈴木誠也など、メジャーリーガーの参戦も予想されるが、それについては「大谷選手が入ってきたら、投手としてもそうですし、打者としても打順のどこにいれるのかというところが気になります。鈴木誠也選手もいますし強化試合の時の打線に2人が加わって、どのような良さが出るのかというところが楽しみですね」と語った。
最後に、鉄平氏は侍ジャパンについて「十分な戦力は整っていると思います。あとは国際大会では環境面やプレッシャーという面で難しいということを聞きますので、そういったところにアジャストできるかどうかですね」と話した。
侍ジャパンの世界での戦いに期待が高まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]