中日の現役ドラフト候補選手を球界OBが予想!「球が速くて魅力的」「ヒットメーカーで素材がいい」と候補に挙げた選手とは?
2022年12月1日(木)14時50分 ココカラネクスト

初の試みとなる「現役ドラフト」が12月9日に開催される。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化するための制度で、各球団どの選手がリストアップされるのかに大きな注目が集まっている。
横浜や日ハムでプレーし、日本代表でもコーチ経験のある野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで中日ドラゴンズの現役ドラフト候補選手を予想した。
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今オフの中日は、トレードで楽天から涌井秀章投手、DeNAから砂田毅樹投手を獲得。野手では3年ぶりの古巣復帰となるソイロ・アルモンテ外野手やユーティリティープレーヤーのオルランド・カリステ内野手、今月28日には2019年にメジャーで19本塁打の成績を残した”大物助っ人”アリスティデス・アキーノ外野手の獲得を発表するなど、ここまで活発な補強の動きを見せている。
高木氏は、「1回目の開催ということもあって各球団が様子見だから、現役ドラフトで補強をするということはそんなに考えていないんじゃないかなと思う。中日は外国人も取ってるし、トレードも積極的に行って、戦える状況は整ってきた。これ以上いい選手は出せないよね」と中日の現役ドラフトでの動きを推測した。
動画内で高木氏が投手の候補として挙げたのは、5年目の鈴木博志投手。高木氏は、鈴木について「球が速いし、魅力のある選手だよね。ハマればすごいけど、中々うまくいかない。秋季キャンプでの状態はよかったと聞くし、現役ドラフトに出したら人気かもしれないね」と選出としての特徴を語った。その上で、「素材はいいから、教え込んだら化けると思う。ただちょっと時間がかかりすぎているよね。そういう意味ではそろそろ環境を変えた方がいいという点でドラフトに出される可能性はあるよね」と、現役ドラフトに出される可能性を示唆した。
また、野手の候補として挙げたのが、2年目の三好大倫外野手。「三好は入団した時にものすごく期待されていた。素材としてはとてもいいし、ヒットメーカーなんだけど、中々出番がないから可能性はあるよね」と候補に挙げた理由を話した。高木氏は、「大島がいて、岡林が成長したし、外国人の外野手も取った。他にもブライトや鵜飼がいるから、3割を安定的に打つとかしないと、活躍の場を確立するのは難しいかな」と、中日の外野争いの厳しさを指摘。素材のいい選手だからこそ、チャンスが与えられる球団に移籍をした方が良いと考えているようだ。
果たして中日からはどの選手がリストアップされるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]