【高校受験2021】福島県立高、コロナ対応選抜2回新設

2021年1月7日(木)16時45分 リセマム

受験できる者と受験できない者の明確化

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福島県教育庁は、2021年度県立高校入試で受験生が新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者になった場合の対応について発表した。受験できない条件を明確にし、受験できない場合は、3月10日と11日の追検査または3月22日と3月25日の新型コロナウイルス感染症対応選抜を受けられる。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、受験できないこととされた受験生に配慮し、新たな選抜を設定する。追検査は3月10日と11日に実施し、追検査を受験できない場合は、新たに設定した「新型コロナウイルス感染症対応選抜第1日程」の3月22日(後期日程と同日)を受験できる。

 また、新型コロナウイルス感染症対応選抜第1日程の不合格者、新型コロナウイルス感染症対応選抜第1日程または後期選抜において、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、受験できないこととされた者を対象に「新型コロナウイルス感染症対応選抜第2日程」を3月25日に実施する。選抜方法は第1日程・第2日程ともに調査書、面接、小論文(または作文)。第1日程では学校により基礎学力検査等を課す場合もある。

 なお、受験できる者と受験できない者の判別は、文部科学省の通知に従い、大学入学共通テストの新型コロナウイルス感染症予防対策に準じる。「新型コロナウイルス感染症に感染し、本検査、追検査等、後期選抜、新型コロナウイルス感染症対応選抜の各選抜の前日までに退院基準・解除基準を満たさない者」「濃厚接触者で症状がある者」「無症状の濃厚接触者で、初期スクリーニング検査結果が判明していない者」「無症状の濃厚接触者で、公共交通機関を利用せずに試験場に到着できない者」「『健康状態チェックリスト』の結果で試験を受けることができない者」の5つのいずれかに該当する場合は受験ができない。

 前期選抜・連携型選抜・学力検査・面接等は3月3日に実施する。福島県教育庁は、受験生に対して試験の7日前から朝などに体温測定を行い、体調変化の有無を確認し、試験当日はマスクの着用や手指の消毒をするよう求めている。

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