【卵、いくらで買ってる?】「以前より高くなった」が9割、購入額を調査

2025年2月26日(水)9時20分 マイナビニュース


mitorizは2月19日、「卵に関する調査」の結果を発表した。調査は2月4日〜6日、消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy」の登録会員のうち、普段から卵を食べている2,965名(平均年齢50.7歳)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、卵の価格について「以前よりも高くなったと感じる」という人は89.5%。卵を購入する際に重視することを教えてもらったところ、最も多かったのは「安さ」(73.7%)で、2023年と比較すると3.3Pt上昇している。
卵を購入する場所については、圧倒的に「スーパー」(93.7%)が多く、次いで「ドラッグストア」(29.5%)、「ディスカウントショップ」(8.3%)という結果に。しかしながら、全体的に数値が減少する中で「ドラッグストア」の割合は0.3Pt増加しており、卵の購入先として定着しつつあることがうかがえた。
続いて、卵を購入する際の最近の行動に最も近いものを調査したところ、「安く買える店を探して買う」(32.5%)が最も多く、2023年から2.6Pt増加。一方で、「価格を気にせず買う」は-3.3Pt減少しており、価格を重視した購買行動が強まっているよう。
そこで、実際に購入している卵の価格帯を教えてもらったところ、「200円〜249円」(39.0%)が最多に。しかしながら、理想とする価格帯は「100円〜149円」(38.6%)が最も多く、次いで「150円〜199円」(36.3%)と続き、8割以上の人が199円以下を理想の価格帯と考えていることが分かった。
次に、卵の高騰により普通の卵と高級なブランド卵との価格差が縮小しているとされる中、「高級卵を購入するようになりましたか?」と尋ねたところ、3割以上が「購入するようになった(よく+たまに)」と回答した。
また、POB会員が投稿したレシートデータから、2022年〜2024年にかけて購入された卵の価格推移を分析した結果、卵の価格は2023年初頭から急騰し、春〜夏にかけてコンビニエンスストアは363.7円、ドラッグストア・薬局は277.2円、スーパーは261.4円と最高値を記録。その後、やや下落したものの、2022年の水準には戻っておらず、2024年9月以降は再び上昇傾向に。
販売チャネル別に見ると、総合スーパー・食品スーパーの2024年の平均単価は204.6円、ドラッグストア・薬局は185.8円と、ドラッグストアが最も安価に購入できる傾向が続いていることがわかった。

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