「つくね」と「つみれ」の違い、ご存知ですか?

2019年9月9日(月)8時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年8月28日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、つくねとつみれの違いについて調べていました。


名前も形も似ている両者。違いはあるのでしょうか?


つくね=鶏のイメージはどこから?


街頭インタビューでは、「つくね」は肉系で焼くもの、「つみれ」は魚系でゆでるものという意見が多かったです。


金沢市にある飲食店「炭火焼きとり どっかん。」では、つくねもつみれも提供しています。


人気のは鶏ひき肉に大葉などを混ぜで形を棒状に整えたつくね。そして、鶏ひき肉が団子状に入った「つくねのみそ汁」。


しかし店主いわく「本当はつみれのみそ汁なんだけど、つみれっていうと魚のすり身かと思われるんで」ということなのです。


実は両者の違いは、調理工程にあるのです。


つくねは、一つ一つ形を棒状や団子状に整えたもの、つみれは、適当な量をとってそのまま、あるいはスプーンですくって鍋に入れるもののことを指します。


先ほどのお店のみそ汁は、鶏ひき肉を形を作らず鍋に入れているので、「つみれ」なのですが、勘違いされることが多いので「つくね」としているそうです。


また、両者の語源ですが、つくねは「つく+練る、捏ねる」、つみれは「つまんでいれる」からきているとも言われています。


そして、「つみれ」は、江戸時代の書物によく登場しているのですが、「つくね」は出てこず、この言葉は、鶏料理屋さんなどの限られた場所で使われていた言葉だと考えられています。


そういう経緯から、つくね=鶏肉のイメージがあるようです。


なかなか勉強になりましたね。


(ライター:りえ160)

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