【実食レポ】お湯をかけるカツ丼? 950円の高級フリーズドライ「フリーズドライの匠 かつ丼の素」は本当に旨いのか?

2022年10月22日(土)10時49分 食楽web


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 フリーズドライブランド『アマノフーズ』。味のクオリティーの高さから、最近ではキャンプ飯や海外に住む知人へのギフトにも選ばれています。

 味噌汁やスープ類といった手頃なものから、丼ものやパスタなど1食分として楽しめるものまで幅広いラインナップを展開中です。

 そんな同社より、フリーズドライ業界の常識を覆す、揚げ物をメインにした新商品「フリーズドライの匠 かつ丼の素」が10月13日から6000セット、11月1日から2000セット限定で『アマノフーズ』のオンラインストアにて販売しています。

 早速どんなものか、味わってみたのでご紹介しましょう。

「フリーズドライの匠 かつ丼の素」を実食してみた!


2食入り1900円(税込)

 手間のかかる「かつ丼」がお湯120ml、60秒待つだけで出来上がる画期的な一品。従来、揚げ物はフリーズドライには適さないと言われていましたが、2015年に「チキンカツの玉子とじ」を開発以降、その味と技術力の高さに注目が集まりました。

 今回は満を持して豚肉で勝負! 1食950円と専門店さながらの強気な価格も気になるところです。

 袋を開けると、かつ丼らしきものがお目見え。お湯をかけただけで、本当にかつ丼になるのか? ここではまだ疑いのほうが勝っていました。

 お湯120mlを全体に行き渡るようにかけます。ここだけ手間ですが、しっかり計量するのがベター。お湯がかかったら箸でやさしくほぐし、ご飯をもった器に移したら完成です。

 さっきまであんなにカサカサだったのに! 一気にそれらしい風貌になりました。かつおと昆布のダブル出汁が食欲をそそる良い香り。肝心のとんかつもは衣をしっかりまとっていて味もしみています。意外と肉厚なのもうれしい驚き。

 さて、期待を込めて一口。肉は硬すぎることなく、ほどよい繊維質があり、粗食するたびにかつ丼らしい満足感が高まります。濃いめの出汁と甘辛のかえしとの相性もバツグン。肉自体の旨みもしっかり残っています。


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 見よ、この玉子のフワフワ、トロトロ加減を。この玉子だけでもご飯が進みます。よくあるフリーズドライの卵スープにあるような卵とは一線を画します。作りたてと言うには大げさかもしれませんが、お湯をかけただけとは到底思えません。技術の高さに感服です。

 とはいえ価格の高さはネックとなりますが、味、完成度、話題性、サプライズのすべての要素を含めたらアリだと感じました。フリーズドライの進化が凄すぎる、というシンプルな感動があります。ギフトにもすごく喜ばれる商品なのではないでしょうか。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

アマノフーズ

https://www.amanofd.jp

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