十勝岳 短時間に火山性地震が増加 警戒レベル1継続

2020年2月28日(金)15時6分 tenki.jp

気象庁によると、27日16時頃から十勝岳で火山性地震が増加しました。噴煙の状況に特段の変化はありません。噴火警戒レベルは「1(活火山であることに留意)」が継続です。

火山活動の状況

気象庁によると、27日16時頃から、十勝岳で62ー2火口付近を震源とする火山性地震が増加しましたが、21時以降は少なく経過しています。27日の火山性地震の日回数は117回(速報値)となりました。62ー2火口近傍に北海道大学が設置した前十勝西の傾斜計では、27日16時頃から18時頃にかけてわずかな傾斜変動が観測されましたが、その後は特段の変化は認められません。噴煙の状況に特段の変化はありません。
十勝岳では、噴煙の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇が続き、1月20日以降火山性地震のやや多い状態が続いている中、短時間に火山性地震が増加しました。火山活動の活発化が考えられますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です。

噴火警戒レベルは「1(活火山であることに留意)」が継続

活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近など危険な地域には立ち入らないでください。

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