一人ひとりに「お元気で」「お身体を大切に」とお声がけを…能登半島の高齢者たちが感涙した愛子さまの“オーラ”

2025年5月24日(土)11時0分 女性自身

昨年9月に予定されていたものの、直前の豪雨災害で取りやめられていた愛子さまの能登半島地震の被災地、七尾市と志賀町へのご訪問。5月18日、19日の日程で、愛子さまは傷ついた人々に寄り添うという“悲願”を果たされた。その愛子さまの初めての被災地ご訪問を待ち望んでいたのは、同地の住民たちも同じだった。


「愛子さまのお車が通る沿道には奉迎のために人々が集まり、『愛子さま〜!』『かわいい〜』『きれい〜』と、次々と歓声が上がっていました。なかでも、『感動しました。元気が出ました』という言葉を口にする方が非常に多かったです。


能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の7市町は、65歳以上の人が5割を超えている地区が49%以上に上ったと報じられたことがありますが、やはり奉迎者も高齢の方が多数を占めていたと思います」(皇室担当記者)


第一日目の18日、愛子さまは七尾市の万行第2団地集会所をご視察。この集会所は、いまも仮設住宅での生活を続けている被災者が体操を通してコミュニケーションを図ったり、交流を深める場として活用されているという。


被災した人々に一人ずつ声をかけ、「仮設住宅に入られるまでは大変でしたね」などと声をかけられていた愛子さま。ご視察ののち、表の広場で待っていた団地の住民たちに歩み寄っていかれ、一人ひとりにお声がけになった。


そのなかに、谷田部五典さん(84)、妻の美智子さん(83)、宏典さん(58)、美千代さん(56)の家族がいた。リンパ腫を患い闘病生活を経た五典さんは足が不自由で、この日は車いすに乗って奉迎に臨んでいた。


「つらいことはないですか」「ここでのお暮らしはどうですか」と、ひざを折り五典さんに視線を合わせてお聞きになる愛子さまに、谷田部さん一家は「不自由なことはありますが、楽しく四人で支え合って生活しています」などと答えた。愛子さまの優しいお気遣いに、五典さんは涙を流していた。妻の美智子さんは、感激した様子でこう話す。


「お声がけいただき、本当に感謝しています。明日からもまた、頑張ろうと思いました。愛子さまは昨年9月にいらっしゃることになっていましたが、豪雨で取りやめられています。それが今回、本当に来てくださって……。愛子さまの思い、強い決意が伝わってきたように感じます。また愛子さまからは、“オーラ”のようなものを感じました」


2日目となる19日には、志賀町にある道の駅「とぎ海街道」を訪れ、仮設店舗などをご視察。併設されている仮設住宅の前で、奉迎する住民たちに愛子さまは歩み寄り、声をかけられた。大谷文子さん(78)は、夫の秀雄さん(84)とともにお話ししたが、この時の様子を次のように振り返ってくれた。


「お会いすることができて、本当に良かったです。昨年は豪雨でご訪問が取りやめになって、地域のみなも残念に思っていたのです。今回のご訪問が決まったと聞き、“あと何日、あと何日”という感じで、今日を心待ちにしていたのです。


愛子さまは『ご近所同士でお話しをされていますか』とお聞きになりましたので、避難をきっかけに住民の間に絆が生まれていますという話をさせていただきました。昨年の震災以降過ごした3カ月の避難生活はつらいことばかりだったけれど、そうした絆ができたことだけが救いですと、お伝えしました。


テレビで拝見していたお姿よりも、実際にお会いしてみると、愛子さまのお優しさはぜんぜん違いました。何かすごいオーラのようなものを感じましたし、胸がいっぱいになりました。本当に素敵で、元気が出ました」


涙で出迎えた人、感謝の気持ちを表す人、元気が出てきた人……。愛子さまのご訪問は、被災地で困難に直面した人々に、大きな救済をもたらしたことは間違いないのだろう——。

女性自身

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