「マイナビ 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月1日<就職活動・進路決定>」を発表
2025年3月11日(火)13時17分 PR TIMES
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-6088748bbb0dd78b2175f4c73d9887d5-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2026年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月1日<就職活動・進路決定>」の結果を発表しました。
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- 26年卒の内々定率は43.1%で前年比8.8pt増。理系学生は55.5%と過半数が内々定を保有【図1、2】
- 内々定率は高まるも、就職活動を継続する学生は8割以上。第一志望企業の選考状況は「まだ選考を受験していない(35.4%)」が最多【図3、4、5】
- 学生に聞く「内々定社数の見込み」は平均2.6社。現時点での未内々定者も平均2.4社の内々定を得られると見込んでいる【図6】
26年卒の内々定率は43.1%で前年比8.8pt増。理系学生は55.5%と過半数が内々定を保有
【調査概要】
3月上旬の内々定の保有率は前年から8.8pt増加し、43.1%となった。文理別にみると、いずれも前年より増加傾向であるが、特に理系学生の増加率が高く、55.5%(前年比15.2pt増)と半数を超えた。前年(25年卒)の企業の採用充足率は70.0%※1と、現在の採用スケジュールとなった17年卒以降最低となり、26年卒の採用については一層厳しくなると考える企業が増えている。こうしたことから、競合他社よりも早く優秀な学生と出会いたいと考える一部の企業で、政府の定めるスケジュール※2に先駆けた採用選考が行われ、内々定率の上昇に影響していると考えられる。【図1、2】
※1 マイナビ「2025年卒企業新卒内定状況調査(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20241107_87889/)」 ※2 「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/shushoku_katsudou/pdf/r061205_siryou.pdf)」
【図1】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-7038c84e88df3ee146015ad6083e2d96-635x345.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【図2】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-ff18907066c28b28109a63d6537cad7c-648x339.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
内々定率は高まるも、就職活動を継続する学生は8割以上
第一志望企業の選考状況は「まだ選考を受験していない(35.4%)」が最多
現時点で内々定を保有しながらも就職活動を継続する学生は前年から4.8pt増加し、29.4%だった。未内々定者も含めた学生全体の活動継続率は8割を超え、依然として高い水準となっている。
また、第一志望の企業の選考状況を聞くと「まだ選考を受験していない(35.4%)」が最も多い。
さらに今後選考を受験する予定の社数は全体で平均9.6社だった。すでに内々定を保有する学生も今後、平均7.6社の選考に参加する予定であることから、就職活動が本格化するのはこれからであると言える。【図3、4、5】
【図3】
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-190616ffbd41432088d058a27d5f3227-661x360.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【図4】
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-2f4ae72773cfbe9cd6d5c065ec63c2ac-698x360.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【図5】
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-8480de4897dfa9f8269de9f0eab1de37-696x383.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
学生が考える「内々定社数の見込み」は平均2.6社
現時点での未内々定者も平均2.4社の内々定を得られると見込んでいる
内々定を得られると思う社数を学生に聞いたところ、全体で平均2.6社となった。その中でも、内々定保有者は最終的に平均2.8社の内々定を得られると見込んでおり、現状の保有社数の平均1.8社から、追加でさらに1社の内々定を得られると考えているようだ。また、未内々定者も平均で2.4社と、2社以上の内々定を得られると見込んでいる。学生は複数の内々定企業を比較検討し、最終的な入社予定先となる1社を絞る考えのようだ。【図6】
【図6】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-5ba611eeac677cdefb2e33dacdfaf346-678x353.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【調査担当者コメント】
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/2126/2955-2126-82576aa8e694d7a77c0f40b07331a945-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]3月上旬の内々定率は前年から増加し、4割を超えました。しかしながら、内々定を得ていても就職活動を継続する学生が増えており、1社内々定を得ても就職活動を終えるということではないようです。最終的に決定する入社先をより慎重に見極めるため、複数の企業の選考を受ける傾向が強まっていることが考えられます。一部の企業の採用選考の早期化に伴い、各社の採用スケジュールにばらつきが出ていることから、応募する側の学生も就職活動の進め方が人によって異なる状況となっていることでしょう。他人と比べるのではなく、自分の軸をもって、これからの就職活動に臨んでほしいと思います。
マイナビキャリアリサーチラボ 主任研究員 井出 翔子
【調査概要】「マイナビ 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月1日<就職活動・進路決定>」
○調査期間/2025年3月1日(土)〜3月3日(月)
○調査方法/マイナビ2026会員(退会者含む)にWEB DMを配信しインターネットアンケートより回収
○調査対象/2026年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/2,684名(文系男子431名 文系女子1,081名 理系男子603名 理系女子569名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20250311_94005/)からご確認いただけます。