ぐんぴぃ主演映画「怪獣ヤロウ!」世界デビュー 日本映画祭開催ドイツでもバキ童大人気 上映会が...
2025年5月27日(火)17時15分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「春とヒコーキ」ぐんぴぃ(25)が主演する映画「怪獣ヤロウ!」(監督八木順一朗)の世界デビューが決まった。ドイツで現地時間27日開幕の映画祭「ニッポン・コネクション」から正式招待を受け、日本国外での初のプレミア上映が行われる。
現地時間30日に行われる上映は当初1回だったが、チケットが完売になる人気ぶりで2回に増えたという。
同映画祭は世界最大級の日本映画祭。毎年初夏6日にわたりドイツのフランクフルト市内の複数の会場で開催される。映画祭の他にも多種多様な日本文化を紹介する催しが企画され、伝統から現代カルチャーに至るまで日本の多彩な面を紹介するイベントとなっている。
八木監督は「ご当地映画が世界へ!?今はただただ驚いています」と信じられない様子。「こんな嬉しい報告ができるのも、ひとえに映画に携わってくださった方々のおかげだと感じています」と感謝した。
「映画『怪獣ヤロウ!』は、僕のふるさと関市の魅力を世界に広めたい!という思いから、好きな景色や文化、歴史を全てつめ込みました。そんな映画が、岐阜のみならず日本全国、そして世界へと羽ばたいていくことほど嬉しいことはありません」と喜び、「故郷への愛を胸に走り続ければ、世界が見えることを『怪獣ヤロウ!』に教えてもらった気がします。ご当地映画の世界デビュー!華々しく送り出したいと思います!」と気合を込めてコメントした。
「バキバキ童貞」として、YouTubeチャンネル「バキ童チャンネル」の登録者数が188万人を超える人気の芸人ぐんぴぃの初主演映画。岐阜県関市の市役所観光課職員・山田(ぐんぴぃ)が市長から市のPRのため、ご当地映画の製作を命じられるが、ステレオタイプのオーダーに疑問を持ち、夢だった怪獣映画を作ろうと奮闘するストーリーで日本国内でも「元気をもらった」「スカッとした」と前を向ける映画として話題となっていた。