ダムス、レッドブル育成を離れたジャック・クロフォードを2024年FIA F2で起用
FIA F2に参戦するダムスは11月28日、2024年シーズンのFIA F2においてジャック・クロフォードを起用すると発表した。
2023年シーズン、ホンダとレッドブル育成の岩佐歩夢、そしてフェラーリ育成でシャルル・ルクレールの弟のアーサー・ルクレールとともにFIA F2に参戦し、チームランキング4位でシーズンを終えたダムス。そんなダムスは2024年シーズンに向け、アメリカ出身18歳のクロフォードを起用する。
クロフォードは、2020年シーズンよりレッドブルの若手ドライバー育成プログラム、レッドブル・ジュニア・チームに加入。2021年にユーロ・フォーミュラ・オープンのシリーズ3位、2022年はFIA F3にプレマ・レーシングより参戦しシリーズ7位となると、2023年はハイテック・パルスエイトからFIA F2に参戦。第8戦シュピールベルクのスプリントレースで1勝を飾っている。
ただ、クロフォードは、2023年シーズンをもってレッドブル、そしてレッドブル・ジュニア・チームとの関係が終了すると、自身のSNSで明らかにしており、2024年に向けてはその動向が注目された。
そんな中、11月29日〜12月1日の3日間にわたりアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで実施されるFIA F2ポストシーズンテストを前に、クロフォードの2024年のダムス入りが明らかにされた。
「2024年にダムスに加わることになり、とても興奮している。FIA F2参戦2年目のシーズン、ドライバーとして、このチームが自分を最大限に発揮するために最高の場所だと信じているよ」とクロフォード。
「チームの仕事に対する姿勢と実績には感銘を受けているし、チーム一丸となって2024年シーズンは力強い結果を残せると信じている。2024年の目標は、すべてのレースウイークエンドを最大限に楽しむことだ。シーズン終了後のポストシーズンテストでダムスと合流し、2024年シーズンに向けて一緒に仕事を始められることを楽しみにしている」
また、元F1ドライバーであり、ダムスのオーナーであるシャルル・ピックは「来シーズン、若く、才能を持つジャックが我々のために走ってくれることをうれしく思う。彼はすでにキャリアを通じてその才能を示しており、勝利と表彰台を通じFIA F2の最前線で戦う準備ができていると示した。アブダビでのポストシーズンテストで彼と協力し、強力な2024年シーズンをともに実現できることに興奮している」とコメントしている。
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