元広島の右腕はド軍で防御率「1.89」 他球団から“注目必至”に「史上最高のDFA選手ではないだろうか」
2025年2月1日(土)10時8分 ココカラネクスト
DFAとなったブレイシアは他球団からの注目が集まりそうだ(C)Getty Images
ドジャースは2019年のセーブ王であるカービー・イエーツを獲得し、リリーフ陣を強化。それに伴い、メジャー出場が前提となる40人のロースター枠を空けるため、37歳のライアン・ブレイシアをDFA(40人枠から除外)とした。
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ブレイシアは2023年途中からドジャースに加わり、39試合を投げて防御率0.70の好成績を収めた。昨季は29試合で防御率3.54、1勝0敗6ホールドを挙げ、ブルペン陣を支えた。2017年には日本の広島カープにも所属し、26試合に登板して防御率3.00、2勝1敗1セーブ2ホールドの成績だった。
『MLB公式サイト』のブレント・マグワイア記者は自身のXで「ライアン・ブレイシアは、2023年にロサンゼルスがレッドソックスから獲得して以来、ドジャースで66回2/3イニングを投げ、防御率1.89、WHIP0.83を記録した」と記し、「彼は市場でかなり人気が出るだろう」と投稿した。
ドジャースはイエーツが加入したほか、パドレスをFAとなっていたタナー・スコットを獲得。ブレイク・トライネン、マイケル・コペック、エバン・フィリップスもおり、世界一連覇へリリーフ陣は厚みを増している。
米野球データ分析会社『Codify』はXで「68試合に登板して防御率1.89の投手をDFAにできるほど、投手陣が強力であることを想像してみてほしい」と、現状の戦力に驚きを隠せない。
さらに、米スポーツ専門局『ESPN LA』に出演するブレイク・ハリス記者は自身のXで「ドジャース史上最高のDFA選手のひとりではないだろうか」と、市場に放出するにはあまりに惜しいと綴った。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ワールドシリーズで2度優勝している(レッドソックスでも2018年に優勝している)ベテランなので、昨シーズンは苦戦したとはいえ、このような結果になったのは少し残念だ」と伝えている。
DFAとなったブレイシアは今後どうなるのか、他球団からの注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]