阿部巨人 し烈な外野手争いの行方 走攻守そろった「キーマン」節目の高卒プロ入り10年目の「挑戦」

2025年2月5日(水)12時57分 ココカラネクスト

オコエは昨年、キャリアハイの成績を残した(C)産経新聞社

 いよいよ2月1日のキャンプインを迎え、各選手も目指す開幕に向け、着々と準備を進めている。

 そんな中、昨年4季ぶりのリーグ制覇を果たしながら、目指す日本一には手が届かなかった巨人ではし烈な外野手争いにもひそかに注目が高まっている。

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 昨年交流戦からブレイクを果たしたエリエ・ヘルナンデスが中堅、また今年は内、外野を守るとされる主砲の岡本和真が左翼を守るとなれば、実質的に外野ポジションで残る椅子はわずか「1」となり、し烈な争いが予想される。

 定位置奪取に加わるのは今季がプロ10年目の節目を迎えるオコエ瑠偉もいる。

 関東第一高校から鳴り物入りで楽天にドラフト1位入団。プロ入り当時から全身バネともいわれる高い身体能力が認められながら、楽天では定位置奪取を果たせなかった。

 22年オフに現役ドラフトで巨人に移籍。昨年はキャリアハイとなる68試合に出場、157打席で打率.261、3本塁打、13打点。特に9月7日のDeNA戦(東京ドーム)では、阿部監督から「一発、狙ってこい」と声がけをうけ、延長12回に劇的なプロ入り初のサヨナラ本塁打を放つなど、シーズン終盤までチームを盛り立てた。

 アグレッシブな走塁姿勢など、走攻守そろった選手として阿部監督も高く評価する中で、し烈な外野手争いを勝ち抜けるか。

 ライバルとなるのは、昨年交流戦からブレイクを果たしたヘルナンデスにもありそうだ。

 俊足巧打、ガッツあふれるプレースタイルはオコエと重なる部分も多く、今季もセンターラインを固める存在として期待される。ヘルナンデス含め、ライバルたちに勝つためには、とにかく打って打って、打ちまくるしかない。

 巨人に移籍して3シーズン目、明るい性格ですっかりチームにも溶け込んでいる。節目の年に大願成就のレギュラー奪取となるか。今季も背番号「50」のチームに勢いを与えるプレーを期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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