【巨人】あるぞ、開幕一軍!最強ルーキー 門脇誠が次に狙う「ポジション」とは

2023年3月8日(水)12時10分 ココカラネクスト

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 新戦力に期待が高まっている。巨人・原辰徳監督やナインは7日に、都内のホテルで行われた巨人を応援する財界人を中心とした有志で構成する「燦燦会」総会に出席した。

 マイクを持った指揮官はまず4位に終わった昨季を「屈辱的な1年でした」とした上で、3季ぶりのV奪回に向けたシーズンについては「スターティングメンバー、開幕投手、全く白紙です。レベルの高いところで競い合ってます」ときっぱり。背景には新戦力が伸びてきたことも大きい。野手では楽天から加入したオコエ瑠偉(25)、ドラフト4位ルーキー、門脇誠(22=創価大)の存在が光っている。

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 オコエはここまで実戦7試合連続安打、足でもアピール。一方の門脇は遊撃守備では再三の好プレーを披露、ガッツあふれるプレースタイルも高く評価されている。

 また門脇は「ポスト坂本」の最右翼と見られていたが、ここにきて指揮官は坂本のポジションに関して「競わせるものではない」とし、二塁での起用も示唆している。

 二塁のレギュラーといえば、高い守備力でも知られる吉川尚輝(28)がいる。昨年は132試合に出場、打率277、7本塁打、31打点とキャリアハイの成績を残した。今季は副将を務めるなど、岡本和真(26)新主将と共にチームの主軸としてさらなる飛躍が期待されている。

 ただこの吉川の弱点とされるのは体力面。「夏場になると打球が前に飛ばなくなると原監督も以前、嘆いてました。この点に関しては大分改善もしてきましたが、また同様のことがあれば、シーズン中に門脇を柔軟に起用していくこともありうるのではないか」(球界関係者)。吉川は昨季が2年ぶりの規定打席到達となった。シーズン通してのパフォーマンスが課題とされている。

 門脇といえば、原監督から命名された「ストロング門脇」というニックネームも定着しているが、学生時代からの連続試合出場記録など、体の強さも評価されている。注目集める二塁守備についても「遊撃も二塁もできます」と明言しているというから、頼もしい。守備練習においても、首脳陣に「おかわり」を依頼するなど、貪欲にポジションを奪いにいく姿勢を見せている。

 原監督もレギュラーに関しては「取る人はパッと取るからね」と背中を押す。特に世代交代が近年の大きなテーマとなっているチームで背番号「35」の存在が時計の針を進めることになるのか。今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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