「めちゃくちゃいい、ピッチャー」燕・高津監督が激賞した 巨人6年目左腕の存在感「1球ずつ見てもトップレベルの球」
2025年3月24日(月)11時27分 ココカラネクスト

井上は昨季8勝をマーク、さらなる飛躍が期待されている(C)産経新聞社
いよいよ28日に今季も開幕戦を迎える。
セ・リーグにおいては昨年4季ぶりに優勝を果たした巨人はオフに大型補強も行ったことも話題を呼んだ。
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その巨人は東京ドームにヤクルトを迎え、3連戦となる。開幕投手は2季連続となる戸郷翔征、V奪回を目指すヤクルトは初の大役となる、プロ6年目の奥川恭伸が巨人打線相手にどんなピッチングを見せるかも注目となる。
また開幕カードでぶつかる両球団において、ヤクルト・高津臣吾監督が巨人投手を絶賛するシーンもあった。
23日に放送された「さまぁ〜ずスタジアム 開幕直前!セ・リーグ優勝は?大激論SP」(BS日テレ、21時〜)の中でヤクルト・高津監督は開幕直前のインタビューに応えた。
今季の対巨人の戦い方に関しては、後ろに中日から移籍してきたライデル・マルティネス、8回に大勢など強固な救援陣が控えることで「後ろがしっかりしているので、先手必勝でいかないと」として、早い回から点を奪っていくことが大事になってくるとした。
またインタビュー中では今季の巨人で警戒している選手を聞かれると「井上温大」ときっぱり。続けて「めちゃくちゃ、いいピッチャー」と激賞する場面も。
井上の強みに関しては「1球ずつ見てもトップレベルの球を投げる」とした。
井上といえば昨季は侍ジャパンに初選出されると秋に行われた「プレミア12」の開幕投手に指名され、豪州戦(バンテリンドーム)で6回5安打2失点の好投も示した。
巨人では2024シーズン、8勝をマーク。150キロ超の球威ある直球に加え、フォーク、カーブ、ツーシーム、カットボールと多彩な変化球もまじえ、打者を抑えていく。阿部慎之助監督からもたびたび、愛ある叱咤を受けることでも知られている。
高津監督は井上に関して今季が24歳シーズンと若さもあり、伸びしろを認めた上で「大きくなっていく可能性は十分ある」と今後、球界を代表する左腕に成長していく可能性も示唆した。
果たしてプロ6年目を迎えるシーズン、背番号97がどんな快投でチームを引っ張っていくのか。さらなる飛躍を期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]