大の里“春巡業初”豊昇龍、琴桜と12番 「もっと精度を...」 初の綱獲りに挑む夏場所へギア上げる
2025年4月13日(日)16時52分 スポーツニッポン
大相撲春巡業が13日、千葉市中央区の千葉ポートアリーナで行われ、大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が今巡業で初めて、横綱・豊昇龍(25=立浪部屋)、大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)と12番取った。
横綱、大関を相手に力強い寄りなどで存在感を示した。元々、相撲を取るつもりだったといい、「大関、横綱と稽古できて良かったと思う。しっかり続けていって、もっと精度を上げていきたい」と力を込めた。
3月30日から始まった春巡業は、今月12日から関東での開催。これまでは遠方での巡業が続いていただけに「(春巡業の)前半が終わって、移動時間が少ない。体の負荷も、あんまりないので集中して取り組んでいきたい」と初の綱獲りとなる夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)に向け、ギアを上げる。
この日、「大阪・関西万博2025」が大阪市の人工島・夢洲で開幕。8月には関西万博場所も行われる予定となっている。春場所で3度目の優勝を果たした24歳は「また良い形で大阪に行ければ良いかなと思う」と笑顔で語った。