カブスがPCAに最大107億円の契約延長オファーも合意いたらず 米報道 23歳スター候補

2025年4月13日(日)9時2分 スポーツニッポン

 カブスがピート・クローアームストロング外野手(23)に約7500万ドル(約107億円)で契約延長を打診したが、双方合意に至らなかったと12日(日本時間13日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」のマーク・ファインサンド記者が自身のX(旧ツイッター)で報じた。

 同記者は「関係者によると、カブスは最近ピート・クローアームストロングに約7500万ドルの契約延長を打診したが、両者は合意に至らなかった」と投稿。さらに「提示した契約は、オプションがすべて行使された場合、最大で約7500万ドルになる可能性があったが、その金額が保証された契約ではなかったという」とも付け加え、7500万ドルが基本でなく、出来高やオプション(契約選択権)などを含めた場合の最大額とも記した。

 クローアームストロングは23年にメジャーデビュー。俊足好打で昨季、カブスの外野レギュラーに定着した。今季はここまで16試合に出場し、打率・200、0本塁打、5打点、6盗塁を記録している。

 3月18、19日にはドジャースと東京ドームで日本開幕シリーズを行い、日本のファンもクローアームストロングが打席に入ると、愛称「PCA」を連呼するなど大人気だった。また、青い星を入れた独特な髪型も注目を集めた。

 MLBの若手では最近、パドレスの21歳、ジャクソン・メリルが球団と9年1億3500万ドル(約200億円)で契約を延長した。出来高やオプションを含めると、最大で2億400万ドル(約292億円)になるという。

 米メディア「ヤードバーカー」は「23歳で7500万ドルの延長契約を提示されながらそれを断ったことは、PCAの大胆な行動であり、彼が自分にはもっと価値があると考えていることを示している」とし「PCAは彼の価値は最低でも1億ドル程度だと考えています」と合意に至らなかった理由を推察した。

 その上でPCAがメリルと同様の契約を獲得するには「もっとヒットを打って出塁する必要がある」と打撃力アップが必要とも指摘した。

スポーツニッポン

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