混セの"主役"を張れるか 注目集める井上中日の「右の長距離砲」 OPS「1.279」に高まる期待

2025年4月15日(火)5時30分 ココカラネクスト

ブライト健太の本格覚醒なるか(C)産経新聞社

 セ・リーグでは開幕から対戦が各球団、一回り。首位の広島から6位の中日まで全6球団が2.5ゲーム差以内(13日現在)とまれにみる混戦模様となっている。

 対戦球団が一回りとなったことで選手の入れ替えも激しくなってきたが、中日では開幕から4番を務めた石川昂弥が2軍降格となったことも話題を集めた。

【動画】42を受け継いだブライト健太が魂の決勝タイムリー

 開幕から4番を務め、全13試合で打率・160、3打点、0本塁打と打撃で結果を残せず、12日に登録抹消。かわって高橋周平が昇格した。

 4番に2年連続20本塁打をマークしている細川成也を配置、新たなクリーンアップが注目される中、期待を集めているのはロマン砲のブライト健太にもある。

 大卒4年目の26歳シーズン、まさにプレイヤーとして脂が乗る時期だ。打撃のパンチ力は認められており、今季は6日のヤクルト戦(神宮)で1号ソロ、9日の広島戦(バンテリン)では同点で迎えた8回に代打で出場、二死二、三塁の好機に、右中間フェンス直撃の2点適時打をマークと調子を上げてきた。

 今季は10試合に出場し、打率「.333」、1本塁打、2二塁打、3打点。長打率と出塁率をあわせたOPSは驚異の「1.279」をマーク。得点圏打率も「.667」(すべて13日現在)と高いアベレージを残している。

 ブライトの打撃に関してはファンの間からも「右中間のフェンス直撃はえぐい」「勢いのある選手をどんどん使ってほしい」と爆発力に期待が高まっている。

 幻のスタメンとなったが、雨天中止となった13日の阪神戦(甲子園)では「3番」に名を連ねるなど、2軍監督時代から成長を見守ってきた井上一樹監督も同選手のポテンシャルには高く期待を寄せている。

 持前の明るい性格もチームにとってはプラスに働くか。飛躍が期待される右の長距離砲はチームにはほかにも在籍するが、ここで抜け出したいところ。背番号42の躍動した姿が引き続き、注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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