今永昇太 味方が邪飛2失策の不運も直後の被弾反省「チャンスだと捉えないといけない。自分のミス」

2025年4月16日(水)14時24分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス2—1パドレス(2025年4月15日 サンディエゴ)

 カブスの今永昇太投手(31)が、15日(日本時間16日)、敵地でのパドレス戦に先発登板。現在5連勝中の好調打線を相手に5回を4安打1失点7奪三振と試合をつくった。味方が6回に同点に追いついたため、今永に勝ち負けは付かなかった。チームは延長10回に松井裕樹投手(29)を打ち崩し、2—1で競り勝った。

 試合後、クレイグ・カウンセル監督は「昇太はワンダフルだった。パドレスは彼を苦しめ、多くの球を投げて疲弊させようとしたが、彼は素晴らしかった」と絶賛した。

 今永は「終盤になるにつれて球場の雰囲気は勝ち越しを信じているパドレスファンばかりだったので、ものすごくタフな中だった。精神的にも技術的にも素晴らしいリリーフ陣でした」と救援陣を称えた。

 再三走者を背負う中で粘りの投球を見せたことには「3回に自分でフォアボールを出して満塁をつくってしまった場面は相手に無条件で得点する条件をつくってしまったのは凄く反省点。ああいうイニングを減らしていけばもっと長いイニングを投げられると思う。ああいうピンチは防ぎたい」と反省した。

 バッテリーを組んだアマヤについても言及。「前回登板からこの登板にかけて彼とは凄く深いコミュニケーションを重ねてきた。今日は凄く調子が悪い中でも彼に操縦してもらったので凄く感謝していますし、素晴らしいキャッチャーだと思います」と女房役を立てた。

 マチャドの5回の打席で味方が邪飛を2度も落球。この打席については「あのようなことが起こってしまった時はチャンスだと捉えないといけないと思っている。やはりあそこを抑えてベンチや周りの選手からの信頼を得られると思う。僕はそのチャンスを逃してしまった。次回はあそこをしっかり抑えて周りからの信頼を得たいなと思います。投げたボールは自分がこれまで抑えてきたボールでホームランを打たれたらいいんですけど、あれはマチャド選手が一番捉えられるコースと高さに投げてしまったので自分のミスだと思います」と振り返った。

 3回は2四球と安打で1死満塁のピンチ。それでもマチャドを空振り三振、ボガーツを一邪飛に抑えてマウンド上で吠えた。4回も2安打を許して1死二、三塁のピンチを招いたが、ヘイワード、マルドナドを連続三振に抑えて好調パドレス打線の先制点を与えなかった。

 5回2死走者なしからは3番マチャドの打席で右翼タッカー、三塁ワークマンがそれぞれファウルフライを落球して2失策が記録される不運もあった。その後カウント2—2から甘く入った速球を捉えられて痛恨の先制ソロを許した。

 それでも味方打線が6回無死一、三塁からクローアームストロングがセーフティースクイズ(記録は一塁失策)を決めてすぐさま同点に追いついた。チームはタイブレークの延長10回無死二塁からホーナーが決勝の適時三塁打を放った。

スポーツニッポン

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