「選んでいただけるなら光栄なこと」大谷翔平 来年WBC出場へ意欲 世界一の前回大会は「特別な瞬間」
2025年4月17日(木)14時27分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース8—7ロッキーズ(2025年4月16日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の先頭打者本塁打、適時打を放ち5打数2安打2打点でチームの3連勝に貢献した。試合後は来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に言及した。
来年のWBCをめぐってはヤンキースのアーロン・ジャッジが14日(同15日)に米国代表として出場、さらに主将に就任したことも発表した。また、ドジャースではベッツやグラスノーも出場に意欲を見せている。
大谷は来年のWBCへの思いを問われ「前も言った通り、選んでいただけるならそれは光栄なこと」とし「まずは成績というか、立場も含めて、しっかりとまず今年1年また示していかなければいけないのかなと思うので、、本当にまずシーズンに集中して、その先、オフシーズンにどうなるのかなっていうのをまた見たいなと思っています」と語った。
また、ジャッジだけでなくメッツの正遊撃手リンドアもプエルトリコ代表の主将に就任したことを発表するなど、メジャーリーガーが続々と参戦を表明している。大谷はWBCについて「これまでも素晴らしい選手がたくさん出てましたし、アメリカ代表だけじゃなくて、他の国の選手たちももちろん素晴らしい選手たちがたくさん出ているので、その中でプレーできるっていうのは、個人的には特別な瞬間でしたし、子供の頃から見てる中で、1つの目標にはしてる場所ではあったので、本当にプレーできて良かったなっていうのが前回の大会の感想かなと思います」と世界一に輝いた前回23年を回想した。
この日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「我々はWBCに最も多くの選手を送り込むチームになると思います。それだけ世界最高の選手が多いですからね。彼らが出場したいなら、もちろんサポートしますよ」と語り、選手の大会出場を容認する姿勢を示した。