横浜M西野SD&中山社長、監督解任発表から一夜明け会見「失敗」 新監督選定へ「外国人でも日本人でも」

2025年4月19日(土)11時45分 スポーツニッポン

 J1で18位と降格圏に沈んでいる横浜F・マリノスはスティーブ・ホーランド氏(54)の監督解任発表から一夜明けた19日、西野努スポーティングダイレクター(SD、53)と中山昭宏社長(57)が神奈川県横須賀市のクラブハウスで会見を行った。

 監督就任から約3カ月、アルナスル(サウジアラビア)とのACLE準々決勝8日前に発表されたホーランド氏の電撃解任。今季から就任した西野SDは冒頭で「監督を選任する責任者として、SDとして、今年最初のプロジェクトの一つの失敗と認めざるを得ない」と謝罪し「この失敗をいかに次につなげていくか」と話した。

 昨季のハリー・キューウェル氏に続くシーズン途中の指揮官交代劇。会見ではフロント陣の責任問題も追求されたが、中山社長は「西野さんを中心にマリノスのサッカーをやろうとしているので、そこをやりきってもらえるようにクラブとして支えることが責任だと思う」と説明し、自身の進退については「当然そういう話になればあり得ると思うが、タイミングも含めて今はない」と語った。

 チームは前日18日からパトリック・キスノーボ・ヘッドコーチ(HC、44)が暫定的に指揮。西野SDが今後について、新監督を選定することを明かし「暫定的にパトリック・キスノーボコーチに指揮を執ってもらう。その先は決まり次第、お知らせする。マリノスが失っているものを取り戻し、変化し続けているJ1リーグでチャンピオンになるためにアプローチしないといけない。大事なことはマリノスがJリーグで優勝して、アジアで優勝して、世界で戦うこと。良い監督であれば外国人でも日本人でもいいと思っている」と説明した。

 チームはキスノーボHCの指揮の下、20日の浦和戦(埼玉スタジアム)を経て、アジア・チャンピオンズ・リーグ・エリート(ACLE)準々決勝アルナスル(サウジアラビア)戦に向けてサウジアラビアへ乗り込む。

スポーツニッポン

「監督」をもっと詳しく

「監督」のニュース

「監督」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ