佐々木朗希 3回に先制2ラン被弾も直後に打線が逆転 第一子誕生の大谷翔平不在の中で初勝利目指して登板
2025年4月20日(日)5時36分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース—レンジャーズ(2025年4月19日 アーリントン)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が19日(日本時間20日)、敵地でのレンジャーズ戦で今季5度目の先発登板。この日も第一子となる長女が誕生した大谷翔平投手(30)が先発を外れる中、メジャー初勝利を目指して4回まで1安打2失点と試合をつくった。
初回はセミエンを右飛に打ち取ると、2番シーガーの当たりは中堅方向への大きな当たりだったが、前回登板に続いて中堅パヘスがフェンスを越えそうな当たりをスーパーキャッチ。またしても超美技で救われた形となった。3番スミスは三振に仕留め、3者凡退で終えた。
2回は4番ガルシアを二ゴロ。5番ピダーソンを三振に仕留めると、6番ヤングも三ゴロに仕留めた。しかし、3回に先頭のハリスを四球で歩かせると、続くヒガシオカに左越えに先制2ランを許した。
しかし、打線が佐々木を強力援護した。3回にベッツが安打で出塁するとフリーマンが右越えに同点2ラン。なおも2死二塁とすると、マンシーが右中間へ適時二塁打を放ち、3点を奪って逆転した。
味方の援護をもらった直後の4回は3者凡退。2死からヤングに右翼後方へ大飛球を打たれたが、T・ヘルナンデスが背走してキャッチし、佐々木を助けた。
前回登板の12日カブス戦はメジャー自己最多81球を投げ、同最長5回を投げて4安打1失点だった。中堅パヘスが本塁打性の当たりを好守で捕球するなど守備に助けられた面もあったが、最速98.3マイル(約158.2キロ)の直球を軸に一定の役目を果たした。
この日はメジャー通算92勝右腕イオバルディとの投げ合い。昨季2年連続2桁勝利となる12勝を挙げている経験豊富な35歳右腕と注目の対決となった。