大谷翔平、初回は三失で“パパ初安打”はお預け 過去にヒットのない天敵・今永昇太から“パパ1号”なるか
2025年4月23日(水)8時43分 スポーツ報知
◆米大リーグ カブス—ドジャース(22日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が22日(日本時間23日)、敵地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場し、初回先頭の第1打席は三失だった。不規則な回転のかかった打球に三塁・ワークマンが対応できず、後逸した。記録はエラーのため、父親になってからの初安打、今永からの初安打とはならなかった。
カブス先発の今永昇太投手(31)とは3月18日の東京シリーズ開幕戦以来の対戦。この日まで昨季から通算7打数無安打の天敵を相手に、復帰2試合目で待望の“パパ1号”が生まれるか注目が集まる。
大谷は真美子夫人(28)の出産立ち会いのため、18日(同19日)から産休制度「父親リスト」入り。すると、19日(同20日)には自身のインスタグラムで愛妻が第1子となる女児を出産したと発表した。赤ちゃんの両足に夫婦とみられる手を添えた“3ショット”も公開し「Welcome to the Ohtani Family!(大谷家へようこそ!)」と記した。さらには「愛する妻が健康で美しい娘を産んでくれたことに心から感謝しています。娘よ、私たちをとても緊張させながらも、最高に幸せな親にしてくれてありがとう」などと英文で喜びをつづった。
18、19日のレンジャーズ戦は欠場。2試合続けて出場しなかったのはド軍移籍後初めてのことだったが、ロサンゼルスから19日(同20日)夜にテキサスに到着し、チーム合流。弾丸日程だったが、20日(同21日)の同戦で3試合ぶりに復帰した。結果は3打数無安打と“パパ初安打”はお預けとなったが、8回無死一塁で四球を選び、決勝点を演出。改めて、その存在の大きさを示した。敵地ながら「翔平パパおめでとう」といった祝福のボードを掲げるファンが押し寄せるなどお祝いムード一色となっていた。
クラブハウスでも同僚らの祝福ラッシュを受けた背番号17について、ロバーツ監督は「無事に戻ってきてくれて良かったし、健康な赤ちゃんが生まれたことが何よりもうれしい」とほほ笑んだ。一方で復帰戦の内容に関しては「2日間の休養があったせいか、少し気負いすぎていたように見えた」と指摘。シカゴで休養日だった21日(同22日)を挟み、この日はいつも通りのプレーをできるか—。父親としての強さを発揮したいところだ。