ヤクルト 巨人戦でプロ初安打に初のサヨナラ打の伊藤琉偉 次に狙う初は...「謙虚にやっていきたい」

2025年4月22日(火)19時25分 スポーツニッポン

 20日の巨人戦で「初モノ尽くし」の活躍を見せたヤクルトの2年目・伊藤琉偉内野手が、数多くの祝福が届いたことを明かした。

 巨人戦ではプロ初安打に続き、延長10回に自身初のサヨナラ打。プロ初打点がサヨナラ打は、球団では13年4月の三輪正義以来、12年ぶりだった。

 試合後、中学、高校時代の監督らから「おめでとう!」などと約50通の祝福メッセージが届いたという。

 紆余(うよ)曲折の野球人生を歩んできた。東農大二から東農大に進学するも、単位が足りずに23年2月に中退。一時は野球を離れ、地元・群馬の居酒屋でアルバイトをしていた。「本当に何もしていなかった」という伊藤を見かねた兄・麗夜さんに草野球に誘われ、楽しさを再確認。同年5月にBC・新潟にテスト入団し、秋のドラフトで5位指名された。

 そして2年目での大活躍。「プロになれただけでも奇跡。信じられないのに、入ってからこんなにすぐにサヨナラ打が打てるとは思わなかった。違う世界に飛び込んできた感じ」。

 次に狙う「初」は何かと報道陣に問われると「今やっていることを変えずに、謙虚にやっていきたい」と、苦労人は足下を見つめた。

スポーツニッポン

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