藤浪晋太郎が4四球&3暴投で3失点KO 1死しか奪えず防御率13・50…ストライク率25%
2025年4月23日(水)8時7分 スポーツ報知
◆米マイナーリーグ レイニアーズ1—4スペースカウボーイズ(22日、米ワシントン州タコマ=チェニースタジアム)
マリナーズ傘下3Aタコマ・レイニアーズの藤浪晋太郎投手(31)が22日(日本時間23日)、本拠地のアストロズ傘下3Aシュガーランド・スペースカウボーイズ戦に両軍無得点の6回1死三塁から3番手で登板したが、1アウトしか奪えずに、無安打ながら4四球、3暴投の3失点でKOとなった。防御率は13・50。最速は97・2マイル(約156・4キロ)だった。
0—0の6回1死三塁。先頭打者に対してはスプリット3球、直球1球がすべてボールで1球もストライクが入らずに四球。1死一、三塁で暴投で先取点を奪われると、2者連続でフルカウントから四球を与えた。1死満塁のピンチを迎えると、2つの暴投で2点を追加され、中犠飛で2死走者なしとなったが、そこからまたしても4球連続ボールで四球。ベンチも我慢できずに降板を告げた。打者5人に対して24球を投げたが、ストライクはわずか6球のみ。ストライク率は25%と課題の制球力をまたしても乱した。
開幕メジャー入りを逃した藤浪は、マイナーで4登板連続無失点をマークするなど、5登板を終えた時点では防御率が1・80とアピールしていたが、12日(同13日)に2安打、3四球5失点で1アウトしか奪えずKO。18日(同19日)も1回2安打1失点で、3登板連続の失点となった。キャンプではツーシームに挑戦し、マイナーでもスプリットの割合を増やすなど試行錯誤して2年ぶりのメジャー昇格を目指しているが、険しい道が続いている。