【巨人】バルドナードが2軍で復調の兆し「今シーズン一番の投球と言える」MAX150キロで1回完全

2025年4月25日(金)22時10分 スポーツ報知

バルドナード(カメラ・今成 良輔)

◆イースタン・リーグ 巨人4—1日本ハム(25日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人のA・バルドナード投手が2軍戦で1回1奪三振パーフェクト。復調の兆しを見せた。田中将、戸郷からのリレーで3点リードの9回に登場。最速150キロの直球を軸に打者3人を危なげなく封じた。

 今季は開幕から2登板で防御率6・75と安定感を欠き、4月3日に降格。ファームでも4登板で防御率10・80と苦しんでいた。来日3年目の助っ人は「今シーズン一番と言えるぐらいの投球だった。これを続けることが大事」と大きくうなずいた。

 昨季はチーム最多58登板で26ホールド、9セーブ、防御率2・44を記録。貴重な速球派リリーフでもあり、本来は勝ちパターンとして期待される存在だ。なかなか状態が上がらない時期も「切り替えて、しっかり明日に向けて頑張る」と顔を上げ続け「僕だけじゃない。毎日みんなも全力で頑張っている」と糸口を探してきた。

 数日前にジャイアンツ球場で内海、山口、野上の3投手コーチから一斉に助言をもらったことが復調のきっかけとなった。上がりすぎていたリリースの位置をスリークオーター気味に戻して好投。笑顔でコーチ陣に感謝し「自分にコントロールできるのは、いいメンタルで頑張ること。いい調整をし続けて、結果を残すだけです」と再昇格への思いを口にした。

スポーツ報知

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