大谷翔平、第4打席は中飛 真美子夫人の選曲でも“パパ1号”は生まれず 対スキーンズは3打数無安打
2025年4月26日(土)13時37分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース—パイレーツ(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。3点を追う8回無死一塁の第4打席は3番手右腕・サンタナに中飛に打ち取られた。カウント2—1から4球目のスライダーを打ちに行ったが、ミスショットした。この日は「Date Night」として行われ、真美子夫人(28)がチョイスしたYesの「Roundabout」を登場曲として、打席に向かった。同曲は人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第1部のエンディングテーマとして知られる。
大谷は23年ドラフト全体1位のP・スキーンズ投手(22)と昨季は2度の対戦で通算6打数2安打の打率3割3分3厘、1本塁打だった。初対戦となった6月5日(同6日)には敵地で第1打席で空振り三振を喫したが、3回の第2打席で15号2ランをバックスクリーンに運んだ。100・1マイル(約161・1キロ)直球を捉えたもので、自身初めて160キロ超の球を本塁打とした。本拠地で相対した8月10日(同11日)には変化球主体の投球で3打数無安打。今回が3度目の“怪物対決”で、初回先頭の第1打席は中飛、3回1死二塁の第2打席は投ゴロ、5回2死二塁の第3打席は空振り三振だった。
真美子夫人の出産に立ち会うため、18日(同19日)に産休制度「父親リスト」入りした大谷。19日(同20日)に長女誕生を発表し、同日夜にロサンゼルスからテキサスに移動してチームに合流。20日(同21日)の敵地・レンジャーズ戦で復帰と慌ただしい日程を過ごした。22〜23日(同23〜24日)の敵地・カブス戦と計3試合で12打数2安打5三振と本来の調子とは程遠く「翔平なら、球に触れるだけで長打になる可能性もある。(産休から)戻ってきてからはやや力んでいる傾向が見られ、スイングが大きくなっている。何かをやろうとして、頑張りすぎているのかもしれない」とロバーツ監督も苦言を呈していた。
前日24日(同25日)は試合がなく、大谷はロサンゼルスで真美子夫人、長女と時間を共有した。自身のインスタグラムには愛犬・デコピンの様子をアップするなど、リラックスできたようだ。最愛の存在と英気を養ったことで、打撃が復調する可能性も十分ある。