愛知が決勝進出！　２時間半超の死闘制し、大阪Ｂから２連勝　“下克上”初代王者へ…バレーボールＳＶリーグ準決勝

第１セットを奪い喜ぶ愛知の選手ら（カメラ・渡辺 了文）

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◆バレーボール　▼大同生命ＳＶリーグ　チャンピオンシップ準決勝第２日　大阪Ｂ２（１６—２５、２５—２２、２５—１５、２５—２７、１２—１５）３愛知（２６日、Ａｓｕｅアリーナ大阪

　初代王者を懸けたチャンピオンシップ準決勝第２戦で、男子でレギュラーシーズン４位の愛知が１位の大阪Ｂをフルセットの死闘の末に破り、決勝進出を果たした。２５日の第１戦を３—１で破り、強敵・大阪Ｂから２連勝。決勝は５月３日から東京・有明アリーナほかで行われ、２位のサントリーと３位の名古屋の勝者と対戦する。

　２—１の第４セット（Ｓ）の接戦を取り切ると、勝負の最終Ｓ。４—５からパリ五輪代表ミドルブロッカー・高橋健太郎のサービスエースが決まった。１１—１１の競り合いで愛知で米国代表のデファルコがバックアタックを決めると、続いて相手の得点源・ロペスのスパイクを１枚ブロックでシャットアウト。パリ五輪日本代表の宮浦健人もライトから痛烈に決め、先にマッチポイントを握った。続く宮浦のスパイクはブロックされたが、最後はデファルコが決めきり、歓喜が訪れた。コート上で抱き合い、勝利を分かち合った。

　◆チャンピオンシップ　２戦先勝制で行われ、１勝１敗の場合のみ３試合目を行う。ＲＳ上位６チームが進み、１位の大阪Ｂと２位のサントリーはシードで準決勝から臨んでいる。準々決勝と準決勝はＲＳで上位チームのホームゲームで行い、前週の準々決勝で３位の名古屋が６位の広島Ｔ、４位の愛知が同５位の東京ＧＢから２連勝し、準決勝に進んだ。決勝は５月３日に東京・有明アリーナ、同５、６日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。