J2札幌きょう山形戦 MF近藤友喜が初の2戦連発で3戦ぶり勝利へ導く
2025年5月3日(土)6時5分 スポーツ報知
右足でクロスを上げるJ2札幌MF近藤友喜(カメラ・砂田秀人)
J2北海道コンサドーレ札幌MF近藤友喜(24)が、自身初の2戦連弾で、アウェー・山形戦(3日)に臨むチームを3試合ぶり勝利へ導く。前節の長崎戦で、クラブのJ2通算800得点となるゴール。現時点でチーム最多の3得点を挙げており、「個人としてはもちろん狙っている」と自身初の連弾を狙いに定めた。ただそれ以上に欲しいものがある。「勝ち点3を取れるように、今まで通りハードワークしていきたい」と労を惜しまず走り抜く。
長崎戦は0—2から追いつき、引き分けた。ゴールの後はMF原の2点目をアシストと、全得点に絡んだ。「勝たなきゃいけない試合だったが、ああいう展開になってしまって。その中で勝ち点1を取れたのはポジティブなこと」。見せた粘りを認めつつも、16位に沈む状況打破への思いをより強く抱く。「この勝ち点1が良かったかどうかはここからの結果による。勝ち点が13で一緒の山形戦は大事になる」。勢いを打ち消さないためにも、勝利で上昇気流に乗りたいところだ。
12日間で4試合を戦う過密日程の中での3戦目。開幕から全12試合に先発も「ゲーム体力だったり試合後の疲労感は、去年より感じていない。そこはサッカー選手としての成長」と主力として戦い切った昨季の経験は身になっている。2戦連続で結果を出し、プロ3年目の進化を示す。(砂田 秀人)