J2磐田きょうアウェー今治戦 18歳ルーキー川合徳孟が「泥くさく」連敗止める

2025年5月3日(土)6時15分 スポーツ報知

山口戦でリーグ初先発した磐田・川合徳孟(カメラ・里見 祐司)

 J2ジュビロ磐田は3日、アウェーで今治と対戦する。前節(4月29日)は19位の山口に0—1で敗れ、J2ではクラブワーストタイの3連敗。6戦ぶりの勝利に向けた1日の練習後、取材に対応したジョン・ハッチンソン監督(45)は「こういう時期はどんなチームにもある。出口は遠くない。自分たちを信じることが大事だ」と話した。

 注目は18歳の新人MF川合徳孟(とくも)だ。山口戦でリーグ初先発。前半36分には、CKからFWペイショットが頭でそらしたボールを胸で受けて決めた。だが、トラップ時に手に当たったと判定され「幻のゴール」になった。

 0—0で折り返した後半4分には、MFクルークスのクロスに合わせてファーサイドへ飛び込んだ。惜しくもボールに触れず、相手GKと交錯しながらポストに激突。ファイトあふれるプレーに、スタンドから大きな「徳孟コール」が起こった。「やってやる、という気持ちだった。泥くさくゴールを決めたい」。チームが厳しい状況でも闘志は増す一方だ。

 サイド攻撃を対策される試合が続いており「中央で攻めればサイドも空いてくる」と冷静に今治戦を見据える。中3日でも「大丈夫」と疲れはない。若さとアイデアを生かして、ユース育ちのルーキーが勝利に貢献する。(里見 祐司)

 〇…今治は昨季J3リーグ2位で昇格したチームながら、5勝6分け1敗で4位につけている。倉石圭二監督(42)は22年から2年間、横浜FCでコーチをしており、23年にヘッドコーチを務めたハッチンソン監督は「ハードワークして、いいサッカーをする」と警戒する。DFリカルドグラッサが「強力なFWがいる」と言うように、マルクスヴィニシウスは7ゴールで得点ランク1位タイ。激しい試合になりそうだ。

スポーツ報知

「J2」をもっと詳しく

「J2」のニュース

「J2」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ