セルタFWサンティ・ミナ、性的虐待で懲役4年の判決…クラブは懲戒処分を決定
2022年5月4日(水)19時16分 サッカーキング
事件は2017年6月16日の午前4時半ごろ、スペイン南部の町モハカルで発生。当時バレンシアに所属していたミナは、友人のスペイン人DFダビド・ゴルダル(現UDイビサ)とともにクラブを訪れ、駐車場に停めてあった車のなかで被害者の女性を無理やり襲ったとされている。
検察側は性的暴行の罪でミナに懲役8年を求刑。弁護側は同意の上での行為だったと主張していた。裁判所は性的暴行の罪については無罪としたが、代わりに性的虐待の罪でミナに懲役4年を言い渡した。また、12年間にわたって被害者の500メートル以内に接近することを禁じ、5万ユーロ(約685万円)の慰謝料支払いも同選手に命じた。一方、ゴルダルは刑事責任を問われず無罪となった。
セルタは判決を受け、公式声明をクラブ公式サイトに掲載。ミナに対する懲戒処分を科すことを決定し、処分内容が決まるまで同選手をトップチームのトレーニングセッションから暫定的に除外することを発表した。
なお、スペイン紙『アス』によると、ミナの弁護団は控訴を予定しているようだ。