なんだこれは…? 菅野智之に“打者ドン引き”「この球は打てない」 バットから逃げる“魔球”→“マン振り三振”で黙ってベンチに立ち去る

2025年5月6日(火)6時0分 ABEMA TIMES

【MLB】オリオールズ0−4ロイヤルズ(5月3日・日本時間5月4日)        

【映像】菅野、打者の手元で急変化する“魔球”

5月3日(日本時間5月4日)に行われたボルティモア・オリオールズ対カンザスシティ・ロイヤルズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が、“絶妙すぎるスプリット”でロイヤルズの強打者から空振り三振に仕留めた。

0-0の同点で迎えたこの試合の4回表・ロイヤルズの攻撃、1死二塁の場面で打席に立った3番のビニー・パスカンティーノに対し菅野は、初球、外角いっぱい、138km/hのスプリットで見逃しを誘うと、続く2球目、外角低めのボールゾーンへと投じた140km/hのスプリットを挟んでカウント1-1とし、3球目は内角高めのボールゾーンへと投じた150km/hの速球でファウルを打たせ、カウント1-2とパスカンティーノを追い込むことに。
そして注目の4球目、菅野が投じたのは141km/h、外角低めのスプリット。これを果敢に打ちに行ったパスカンティーノであったものの、その振り出したバットをギリギリでかわすように、ボールゾーンへと曲がり落ちるこの1球に、パスカンティーノは豪快な空振り三振となった。打者のバットから逃げていくように、独特な変化を見せる菅野のスプリットに、ネット上からは「この球は打てない」「こういうスプリットもあるんやね」「菅野は一体何種類のスプリット投げるんだ?」「やっぱりベテランは違うわ」といった称賛の声を中心に様々な反響が巻き起こることに。

菅野といえば、前回登板のニューヨーク・ヤンキース戦(4月28日、日本時間4月29日)では、配球を工夫した頭脳的な投球で“速く見える”スピードボールを駆使し、空振りを奪う場面もあったが、それに加えてこの“逃げるようなスプリット”が冴えたこの日、ロイヤルズの強打者たちには実に厄介な相手であったといえそうだ。

なお、試合の方は、オリオールズ打線が完全に沈黙。菅野の好投むなしく、0-4でロイヤルズに敗れている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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