【中日】勝野昌慶が球団日本人最速の160キロをマーク 「こっそり目指していた数字」
2025年5月6日(火)20時6分 スポーツ報知
電光掲示板に表示された「160キロ」
◆JERAセ・リーグ 中日0—3DeNA(6日・バンテリンドーム)
中日の勝野昌慶投手が、自己最速を2キロ更新する160キロをマークし、球団日本人最速記録を更新した。
0—3の8回に3番手でマウンドへ。2死から牧に投じた4球目、内角低めの直球だった。大型ビジョンに160キロが表示されると、球場はどよめいた。続く5球目も160キロを計測し、最後は高めの真っすぐで空振り三振にねじ伏せた。「こっそり目指していた数字。うれしい。(球速は)出すぎだけど、牧選手から空振りを取れたのが一番よかった」と、声を弾ませた。
これまで球団の日本人最速は勝野、高橋宏斗、岩崎翔が記録した158キロだったが2キロ更新した。球団最速の161キロは、20年ライデル・マルティネス(現巨人)、22年ジャリエル・ロドリゲス(現ブルージェイズ)が記録している。
試合は、先発・涌井が6回8安打3失点の粘投も、今季初黒星。頼みの打線は、DeNAのジャクソンを前に7回まで5安打無得点に沈み、今季6度目の完封負け。今季最長の4連敗を喫した。