【巨人】完封負けで敵地5連敗…先発・戸郷は4回3失点でKO、阪神・森下には4戦連続で被弾

2025年5月20日(火)20時37分 スポーツ報知

8回2死一塁、若林楽人が三振に倒れ天を仰ぐベンチの戸郷翔征(中央、カメラ・渡辺 了文)

◆JERA セ・リーグ 阪神4ー0巨人(20日・甲子園)

 巨人は戸郷が今季初勝利を目指して先発登板するも、初回から状態が上がらず4回6安打3失点で降板。打線も散発5安打とつながらず、敵地5連敗を喫した。

 初回は1死から若林が三塁への内野安打で出塁するなどで2死一、二塁のチャンスを作るが無得点。2回は2死から岸田が相手の失策で出塁するも後続が倒れ得点にはつながらず、3回は3者凡退に抑えられた。

 4回には2死から中山が右中間フェンス直撃の二塁打を放つと、三塁へ激走。しかし、三塁の手前でタッチアウトとなった。5回には1死から岸田が左前打を打つも後続が倒れて無得点。6回、7回は3者凡退に抑えられた。

 8回は1死から代打で出場した増田陸が左中間へ安打を放つも、得点にはつながらなかった。9回には2死からヘルナンデスが中前打を放つと、続く中山が四球を選んで2死一、二塁とチャンスメイク。しかし、リチャードが遊ゴロに抑えられて好機をいかすことはできなかった。

 投げては、先発した戸郷は初回、先頭の近本を右飛に抑えたが、続く中野に左前打を許すと、3番の森下にカウント1ボールから投じた直球を完璧に捉えられて左翼席へ飛び込む先制2ランを浴びた。

 2点を失うと、4番の佐藤にも四球を与えて5番の大山には左前打を打たれた。なお1死一、二塁では前川の打席では一塁のリチャードが捕球して二塁へ送球。併殺打に打ち取れる場面だったが、泉口の一塁への送球が逸れた間に前川は二塁へ進塁。二走の佐藤輝がホームに返り、この回3点を失った。

 2回は1死から才木に一塁への内野安打を打たれると、2死一塁で中野に右前打を運ばれて得点圏に走者を背負ったが森下を三ゴロに抑えて切り抜けた。3回は先頭の佐藤輝に左前打を許すも続く大山を併殺打に仕留め、前川も二ゴロに抑えて無失点。

 4回にはこの試合で初めて安打を許さず3者凡退。その後は5回の打席では浅野が代打に送られてマウンドを降り、またもや今季初勝利はお預けとなった。

 5回からは石川が登板。先頭の近本に左中間へ安打を運ばれ、続く中野の犠打で無死二塁と走者を背負うも続く森下、佐藤輝をゴロに抑えて無失点。6回も続投し、先頭の大山に左前打を打たれたが後続を断った。

 7回からは3番手の馬場が登板。先頭の木浪に中前打を浴びると、1死一塁で近本に右前打を打たれた。なお1死一、三塁の中野の打席では一走の近本が初球から盗塁。中野にも四球を与えて1死満塁とすると、森下に犠飛を打たれて1点を奪われた。

 8回には船迫がマウンドに上がると、先頭の大山に左前打を打たれ、続く熊谷にセーフティーバントを決められ得点圏に走者を背負った。なお1死二、三塁では木浪を申告敬遠。1死満塁とすると才木が併殺打を放って無失点で切り抜けた。

スポーツ報知

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