【阪神】平田勝男2軍監督がドラ2・今朝丸裕喜を絶賛 “プロ初先発”で3回0封「場慣れしてるよ。さすが」
2025年5月22日(木)19時14分 スポーツ報知
ウエスタン・リーグで先発した今朝丸裕喜
◆ウエスタン・リーグ 阪神6—6オリックス=延長10回タイブレーク=(22日・SGL)
阪神2軍はオリックスと引き分けた。先発の高卒1年目のドラフト2位・今朝丸は2軍戦で“プロ初先発”し3回3安打無失点。最速は145キロでプロ入り後最長の3イニングを投じた。この日出場選手登録を抹消された前川は7回に代打で左前打。23年以来の2軍戦で即、結果を残した。平田勝男2軍監督は、今朝丸を絶賛するとともに、前川の復活に期待した。
以下は平田2軍監督の一問一答
—先発の今朝丸投手がいい投球
「ああ、今朝丸のこと忘れてたわ。もう疲れて。やっぱり彼ね、何回も言うけど、報徳(学園)時代から場慣れしてるよ。昨日、一昨日もブルペンよかったけど、栄枝と初めてコンビ組んで、緩急もつけながら。左バッター、詰まってるもんね。やっぱりちょっと真っスラしてるんやろね。ずっとキャンプからそういう、ちょっと真っすぐも動くんよ、彼のボールね。だから、左バッターにもすごく詰まらせた打球が多かったよな」
—ランナー出してもゼロで
「そうだよ。落ち着いてるよ。もう慌てないやん。他のフォアボールばっかり出すピッチャー、見習ってほしいよ。誰とは言わんけど。そうでしょ。高校生でこんな落ち着いてさ、投げてるんだから。そういったところでは、さすが」
—3イニングは予定通りか
「そうよ」
—今後はイニングも増やして
「それはどうなるのか。育成プランがあるんで。体づくりも含めて、球数とかイニングというのは、ちゃんとフロントと、トレーナーも含めてのあれの育成方針も、体づくりも。どうなるかっちゅうのは、これからですね。イニングとか球数はね」
—前川選手が合流してヒット
「ヒット打ったね。今日はスタメンはちょっと様子見てと思いながら、バッティング練習もそこまで悪い感じではなかったけど。やっぱり1軍じゃ結果欲しいし、ね。そういうところで結果が出なくてというところを、みんなそうなるんよ。高寺もそう。おんなじ話をしたけれど。そんなネガティブになってるわけじゃなく、これでもう1回ステップアップして、1軍にすぐ呼んでもらえるようにやるしかないんだから。そういう話を右京もしてたし。そういうところでああいうヒットになんねん。そういうところは、高寺も、前川にしても、今日の富田にしても、またしっかりファームで結果を残して、力を付けて上に行くというね、そういう姿勢は感じるよ」
—去年は1年1軍で完走したが
「だから、昨日も言ったでしょ。人生順風満帆じゃいかない」
—前川選手はここからは打席に立って
「もちろん、もちろん。色んなチェック。彼もいい時のフォームというか、そういうのもチェックしながら。今ちょっとそういうのにはね、いいタイミング。彼にとっては、あの時5月落ちたのが今年のオフになって良かったと言えるように。前向きに」