巨人 門脇誠が延長11回V打!阪神戦今季初の勝ち越し 笹原のプロ2安打目が連夜の4時間超え連勝呼んだ

2025年5月22日(木)22時24分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人3—2阪神(2025年5月22日 甲子園)

 巨人が2—2の延長11回に門脇誠内野手(24)が決勝打となる右越え三塁打を放ち、連夜の4時間超えゲームを制した。この勝利で阿部慎之助監督(46)は監督通算100勝目。連勝で今季4カード目にして初の阪神戦勝ち越しを決め、貯金を2とした。

 2戦ぶりに1番ではなく7番でスタメン復帰した泉口が2回に右翼線を破る先制二塁打。しかし、その直後に今季8度目の先発マウンドに上がった山崎は、一ゴロをさばいた増田陸の悪送球で出した走者・佐藤輝を背負い迎えた5番・大山に逆転2ランを浴びた。

 3回以降は両軍先発が力投を見せ6回終了までスコアは動かず。6回まで86球を投げた山崎は、7回先頭の打席の準備をしていたが、ここで阿部監督は交代を選択。1点を追う中で代打に指名されたヘルナンデスが、相手2番手・及川が投じた5球目の真ん中に入ってきた140キロのカットボールを見逃さなかった。フルスイングすると、甲子園の夜空に上がった打球はグングンと伸びて左中間スタンドに飛び込んだ。4月9日のDeNA戦(横浜)で今季1号を放って以来43日ぶりとなる一発は、巨人にとって今季甲子園1号。ベンチでは山崎が両手人差し指を天に突き上げ喜びを爆発させた。

 8回は無死満塁のピンチを無失点でしのぎ、2—2のまま延長戦に突入。延長11回に先頭の笹原が4月17日DeNA戦(東京D)でデビューから6打席目にして待望のプロ初安打をマークして以来となる遊撃内野安打で出塁。続くヘルナンデスの打席でマウンドの6番手ネルソンが暴投し笹原は二塁に進塁しチャンスをつくる。ヘルナンデスが左飛、増田陸は三飛に倒れたが、2死二塁で門脇がこの日3安打目となる右越えの勝ち越し三塁打。甲子園に大歓声と悲鳴が交錯する中、門脇は三塁ベース上で喜びを爆発させた。

 最後は守護神・マルティネスが締め、伝統の一戦4カード目にして、ついに勝ち越しを決めた。

 ▼山崎 点を取ってもらった後、すぐにホームランで逆転をされてしまったとこが反省です。そのあとは守備にも助けられ何とか粘れました。

 ▼ヘルナンデス 打ったのはスライダーです。とにかく塁に出るという気持ちで打席立ちました。同点に追いつけて良かった。

スポーツニッポン

「巨人」をもっと詳しく

タグ

「巨人」のニュース

「巨人」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ