巨人・山崎伊織“鬼門”甲子園でまたも白星つかめず 6回わずか2安打2失点自責1の力投が同点弾呼んだ

2025年5月22日(木)20時23分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人—阪神(2025年5月22日 甲子園)

 巨人の山崎伊織投手(26)が22日、阪神戦(甲子園)で今季8度目の先発登板。6回86球2失点(自責1)で降板し、今季6勝目はならなかった。

 2回に泉口の右翼線を破る適時二塁打で先制点をもらった直後だった。先頭の佐藤輝を一ゴロに打ち取ったかに見えたが、増田陸がまさかの悪送球で出塁を許す。すると、続く5番・大山に2球目の135キロ、外角へのカットボールを完璧に捉えられ左翼席へ突き刺さる逆転2ランを浴びた。

 1—2の4回には先頭の森下に四球を与えた後、佐藤輝のセンター返しの打球を足に当てるアクシデントに見舞われたが続投。無死一、三塁のピンチの中、続く大山はカットボールで引っかけさせる。三走・森下が本塁を突くも遊撃・泉口の好プレーでアウトに。高寺は中飛、坂本は二ゴロに打ち取り無失点でピンチを切り抜けた。

 ピンチをしのいだ山崎は5、6回も力投を見せ、この回までに2点を失ったが打たれた安打はわずか2本。だが、7回先頭で山崎の打席が回ってきたところで阿部監督は交代を選択し、ベンチでバットを持つ山崎の肩を手で叩きねぎらった。

 だが、阿部監督の代打策がズバリと当たる。山崎の代打・ヘルナンデスが、相手2番手・及川から同点の2号ソロを放ち試合は振り出しに。負けが消えた山崎もベンチで手を叩いて喜んだ。その後も門脇、吉川の連打で1死二、三塁のチャンスをつくるも勝ち越しはできず。今季6勝目はお預けとなった。

 過去6試合に投げ0勝3敗、防御率3.86といまだ勝ち星のない“鬼門”甲子園で、またも白星をつかむことはできなかったが、今季2敗目も消えた。なお、試合前までの山崎の対阪神戦通算成績は12試合4勝4敗、防御率2.70。

 ▼山崎 点を取ってもらった後、すぐにホームランで逆転をされてしまったとこが反省です。そのあとは守備にも助けられ何とか粘れました。あとはチームの勝ちを信じて応援します。

スポーツニッポン

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